本年度事業の農家支援プロジェクトでは、地域の農家と地元の
消費者とが、お互いに実情を語り合う機会をもとうと
パートナーズセンターで第1回目の意見交換会をもちました。
参加者は生産農家3名、消費者9名の12名。
関川村で雑穀を作り、地域であるもので暮らしてゆくことを目指して
生活している30代の家族。
10年前からこだわりの農業を続けており、
今では年間契約のおいしい米をお客さまに届けている方
「地元で生産した野菜を地元のひとたちが、食べずにどうするのか」と
いつも疑問をなげかけている方
それぞれの農家の意見を聞きながら、参加していた消費者の主婦のみなさんは、
・秋から試験販売をしているファーマーズマーケットの現状は?
・田舎では、近所からの頂き物の野菜が結構ある
・冬場の穀類や根菜類の保存をうまくする方法は?
・スーパーの野菜にたよる普段の生活があたりまえ、これでいいの?
・どうしてもそろったきれいな野菜に目がむきがち
・畑でとれたばかりのブロッコリーは甘くておいいしかった
・旬のものが食べたい
たくさんの意見が飛び交って、持ち込まれた試食のあわ、きびを使った料理、
笹にくるまれた白米などお茶をのみながら、語り合った2時間でした。
今回、語れなかったことを年明けの1月に意見交換会を持つことになりました。
おまけに、あまりにもあわやきびを使った料理がおいしく、
にわかに雑穀の料理教室のを開く企画までとびだした会となりました。