つかちゃんです。
皆さんも当然ご存知かと思いますが
今月12月、遂にアノ有名シリーズの第7章が公開されましたね!
全世界で大人気のアノ作品の新作が、いよいよ公開という事で、皆さんもその映画の名前を叫びたくてたまらない事でしょう!
では折角なので一緒に叫んでみましょう!
せーの!
クリード!
え?
スターウォーズじゃ無いのかって?
今更ここで宣伝するまでも無いだろうが!
では解説いきます。
※以下ネタバレ有ります
母を早くに亡くし、里親を転々とするも、問題を起こしてばかりのドニーだったが、ある日、入れられた更生施設で一人の女性と出会う。
彼女の名はメアリー・アン、あの伝説のボクサー、アポロ・クリードの妻である。
実はドニーの母はアポロの愛人であり、メアリー・アンはアポロの息子である彼を引き取りに来たのであった。
それから時は経ち、大人になったドニー。将来有望な会社員となっていた彼だったが、王者の血がそうさせるのか、休日を利用してメキシコのアマチュアボクシングに参加。どんどんとのめり込んでいった結果、
「この仕事は俺には向いていない。」
と、辞表を叩きつけ、昇進した直後に退職!プロになる事を決意するのであった!
早速地元にある父のアポロが使っていたボクシングジムに殴り込み!
自信マンマンで自分の車を賭けて勝負に挑んだドニーだったが、そのジム一番のボクサーにKO負け。徒歩で家に帰るハメに。
諦めがつかなかったドニーは母にボクサー修行の旅に出る事を告げる。
しかし、これまで何度もボロボロになったアポロを見てきた母はこれに反対。
「出て行くのなら連絡はしないで」
なんとも気まずい別れになってしまったが、自身の夢の実現のため、父の影を追うかの様に旅に出るドニー。
向かうべき場所はただ一つであった。
フィラデルフィア、そこは父アポロの親友であり、最大のライバルでもあった、"イタリアの種馬"ことロッキー・バルボアの住む街。
着くや否や、早速ロッキー像を見に行き、ロッキーの経営するレストランに行って、数々の名勝負の写真を眺めるドニー。
念の為言っておくが、決してただ観光にきた訳では無い。
すると彼に気づいたのか、店の奥から男が出てきた。
そう、
普通なら大興奮で握手とサインを求めるところだが、当たり前だがドニーは違った。
自分がアポロの息子である事を明かしたドニーは、ロッキーに自分を鍛えてくれる様に頼む。
しかし、トミー・ガンの一件から懲りたのか、「もうそういう事はやってないんだ」と門前払いするロッキー。
ひとまずその日は仕方なく引き上げたドニーだったが、このまま観光だけして終わる訳にはいかない!
後日もう一度ロッキーにアタックをかけ、見事、マンツーマンのトレーニングを約束させるのであった!
今は亡き親友アポロの息子と出会い、彼をトレーニングする事となったロッキー。
エイドリアンにそれを報告しようとしたのだろうか、墓地へと向かうロッキーだったが、最愛の妻の墓の横に、もう一つの墓石が並んでいた。
とりあえず僕はここで涙が噴き出した。
最愛の妻と親友にも先立たれ、前作であんなに頑張って奮起させた息子も恋人とカナダに行ってしまい、2匹いた亀は1匹になり、孤独な日々を過ごしていたのだ…。
そんな折に出会ったのが、アポロの息子、ドニー。
新たな生きる希望を手に入れたロッキーは、かつて自分がミッキーから教わった全てを彼に叩き込むのであった。
さあ!地獄の日々の始まりだ!
朝、日も昇らない内からランニングをし、縄跳び、腕立て、ミット打ち、鶏追いに紐くぐりと、ミッキーやデュークとのトレーニングを彷彿とさせるメニューをドニーにも伝えるロッキー。
彼は鏡の前にドニーを呼び出し、言う。
「目の前にいる男は最強の対戦相手だ。これはリング上でも人生においてもそうだ。」
そんな中、ある日ドニーは下の階に住む騒音が迷惑な住人もといシンガーを目指す女性、ビアンカと出会う。
騒音の苦情を言いに行くついでにビアンカをデートに誘ったドニーは、彼女と意気投合。彼女の伴奏に合わせて歌ったり、一緒に同じイヤホンで音楽を聴いたりと、リア充生活を満喫するのであった。
女は脚を弱くするぞ!!
そうこうしている内に、ミッキーのジム出身のボクサーと戦う事となったドニー。
彼を2ラウンド目で見事KOするも、試合に負けた腹いせに、相手のセコンドに彼がアポロの息子である事をマスコミに流されてしまう。
そんなアポロの息子のボクシングデビューの報せに一人の男が食いついた。
彼の名は、
リッキー・混乱コンラン。
彼は連勝記録を持つチャンピオンであったが、混乱して銃の不法所持で捕まってしまい、これを機にこれまた混乱して引退試合をしようと計画していた。
引退試合の相手があのアポロの息子であれば申し分無いとコンランから挑戦状を叩きつけられたドニー。デビューしたてで有名選手と戦える事は幸運であったが、彼と戦うには一つ条件があった。
それは、"クリード"の名を名乗る事。
コンランと戦いたい反面、親の名前を汚したくない気持ちと葛藤するドニー。
だがその時、ビアンカは言った。
ロッキー3のエイドリアンを彷彿とさせるほどパンチの効いたセリフを聞いて、ドニーは遂に"クリード"として戦う事を決意!
コンランとの試合に向けて、ロッキーとのトレーニングにも熱がこもるドニー。
しかしそんな矢先、トレーニング中にロッキーが倒れてしまう。
なんとかその日は大丈夫だったが、癌に罹っている事を医師から伝えられるロッキー。奇しくもエイドリアンと同じ病であった。幸いまだ初期の段階で、治療を受ければ助かるとの事だったが、仲間を失った悲しみからか治療を拒否。
「俺にはもう何もない。このまま死ぬ。」
と悲痛な叫びをドニーにぶつけるロッキーだったが、ドニーはそれに返す!
「俺がいる!この俺がいるじゃないか!」
しかしそれでも聞かないロッキーにドニーは更に言う
「あんたが戦わないなら俺も試合を辞める。二人で戦おう。」
この言葉で遂にロッキーにも火が点いた!
治療を決めたロッキーは、病院とジムを行き来しながらドニーをトレーニングする。
抗癌剤のせいで毛は白くなり、抜け落ちて、ボロボロになりながらも共に戦ってくれるロッキーを応援する為、ドニーは街のアクロバティックなバイカー達と共に、ロッキーの元へと向かう!
「ロッキーを励ましてやるんだ!」
そう言って爆音を轟かせるバイカー達とドニーの漢気に僕の涙腺は崩壊した!!
てかここから最後までずっと泣きっぱなしだった!!
そして遂に試合当日、彼の元にあるプレゼントが届く。箱に添えられた手紙にはこう書いてあった。
「あなた自身の伝説を創りなさい
母より」
クリードを継ぐだけでは無く、自分自身の伝説を創る。
その意思が伝わってくるこの新しいパンツには感動せざるをえなかった!!
しかも前にはCREED!後ろにはJOHNSON!という、まさに彼の為に作られたパンツなのであった!!
今、沢山の人の想いを胸に、クリードはリングに向かう!
そう!彼こそが!
アドニス・"ハリウッド"・クリード!
伝説を継ぎ、伝説を創る、新たなるチャンピオンなのだ!!!
試合開始のゴングが鳴る!!
さあ!!
後は自分自身の目で確かめるんだ!!
てかもう僕の文章力ではあの試合の凄さを表現できない!!
うおおおおお!!!
という事で、ここまで解説してきたわけですが、いかがでしたでしょうか?
最後の試合は僕の力が及ばず、皆さんの想像力に丸投げしてしまい申し訳無い限りですが、あの試合の凄さはやはり自分自身の目で確かめてみて初めてわかるものだと思います。
是非、劇場に足を運んでみて下さいね!
しかしこれほどまでの傑作は観たことが無い!まるでクリードの為にロッキーシリーズがあったかの様に思えるくらいですよ。
もう涙流し過ぎて、こっちまで前が見えなくなるくらいでした。
それにしても、息子の写真がロッキー5で出てきた本当のスタローンの息子、セージ・スタローンの写真だったのには泣いたなぁ…。彼、数年前に薬物か何かで亡くなったんですよね。実際に、もう息子に会えないスタローンの気持ちも重なって、凄い泣いたなぁ。
今作はホントにシリーズのファンにとっての宝物の様な作品。
これから観られる方にも、もう一度観られる方にも、是非、全シリーズを観てから観に行ってもらいたいです。
え?公開したばっかりの人気作だから、チケット取りづらいんじゃないかって?
大丈夫!
みんな妖怪ウォッチとスターウォーズ観に行ってるから凄い空いてるよ!
たとえ初日だとしても!!
アポロと共にあらん事を…。