前回の記事では、情報商材を購入してしまう
心理について述べてみました。
もちろん、これが完全な正解だとは思いませんが、
実際に購入した方の中には、割と共感できる
部分があったのではないかと思います。
さて、実際に購入した方。
うまくいきましたか?それとも失敗でしたか?
うまくいった方はいいとして、
「この商材は失敗だった」と思った方
どの時点でそう思いましたか?
私なんかは、たいていPDFファイルを開いて、
注意事項や目次の後に出てくる、
その商材のネタばらし記事を見た時点でそう感じることが多いです。
なぜ、その時点でそう思うのかというと、
「セールスレターと違うじゃん!」と思うからです。
確かに、拡大解釈をすれば、セールスレターに書いてあることと
ずれのないような情報が記されています。
しかし、商材をぱっと見たとき、セールスレターに記載してあることから
多くの人がイメージする内容とかけ離れているので、「失敗だ」と思うわけです。
この書き方ではちょっと分かりづらいかもしれません。
いい例えとしては「ドモホルンリンクル」のCMがあげられます。
私は再春館製薬のドモホルンリンクルのCMが大嫌いです。
CM冒頭のナレーターの発言が、こじつけもいいとこだからです。
今は確か、「再春館製薬からはコミュニケーターがいなくなりました」
といった内容をCM冒頭で述べていると思います。
このせりふを聞けば、ほとんどの人が
「ドモホルンリンクルは電話での勧誘をやめたのか?
大量リストラでもしたのか?」などとイメージすると思います。
でも、実際はコミュニケーターという呼び方をお客様プリーザー(だったかな?)
に変えただけの話。なんか、自分に不利益があるわけではないんだけど、
腹立たしい気持ちになりませんか?
私はこの、再春館製薬の、実際はたいしたことではないから、
最初の言葉で人の興味を引くというCM手法が非常に嫌いです。
そして、情報商材のセールスレターも、この再春館と同じ
手法を取っていると思います。
お時間があれば、このブログの右サイドバーからいくつか
セールスレターをご覧になってください。
(別に、見たところで料金の発生などはございません)
確かに興味を引くつくりになってますよね。
そして、簡単にできそうな錯覚に陥りますよね。
そう思えば思うほど、実際の商材を見た後のギャップは
結構大きいのではないかと思います。
こうして、商材選びに失敗を感じたとしても、
一度買うと、その失敗分を取り返そうと、また購入
してしまう場合があります。
こうなると、負の連鎖に陥ってしまいますから、
もし、そういう方がいたら、ともかく一度
冷静になってみましょう。
・・・何か、自分でも今日は何を伝えたいのか
分からなくなってきました。
ともかく、セールスレターの言葉の裏を読むことが、
つまらない商材を選ばないコツだと思います。