■ローマのジェス教会にて。

日本人なら誰でも知っているフランシスコ・ザビエルの右手のミイラが額に入れてある。これを見て深い感動を得たものだ。

この教会も、トラバーチンという大理石が豊富に使われているが、この教会の中にあるミケランジェロの彫刻は、もちろんビャンコカララで作られている。

ミケランジェロは、ビャンコカララという石の中に神を見ていたのである。

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■フィレンツェにて。

シニョーリア広場の近くにダンテの家がある。

そこには約750年の昔、ダンテが、恋人ベアトリーチェに初めて出会った想像画がかかげてあった。

私がイメージしていたベアトリーチェとは少し違うかな。

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■ミラノの近く。マジョーレ湖にて。

北から飛行機でミラノに入る人は、このマジョーレ湖とコモ湖を見ながら空港に到着する。

この島にある宮殿の中の階段も、ミケランジェロの設計であると、イタリア人から聞いた。
そう聞いて、フィレンツェのサンロレンツォ教会の裏の図書館の階段を思い浮かべた。
このミケランジェロという男は、建築設計の分野でも、やはり天才なのである。
マジョーレ湖の中の島に行ったら、宮殿の中の螺旋階段を歩いて、構造計算と空間美を両立させた、天才の仕事ぶりを見てほしいものだ。

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