月組公演

「瑠璃色の刻」@シアタードラマシティ

2017.5.5(金)13:30~(20列下手)

 

作・演出 原田 諒

 

【キャスト】

シモン : 美弥るりか

ジャック : 月城かなと

アデマール : 海乃美月

ルイ16世 : 光月るう

ポリニャック伯爵夫人 : 夏月 都

ダミアン : 響 れおな

マクシミリアン・ロベスピエール : 宇月 颯

マリー・アントワネット : 白雪さち花

プロヴァンス伯爵 : 貴澄隼人

ジャック・ネッケル : 輝月ゆうま

ランバール公妃 : 晴音アキ

フィリッポ : 夢奈瑠音

コレット : 叶羽 時

 

早桃さつき

茜 小夏

颯希有翔

蓮 つかさ

佳城 葵

姫咲美礼

紫乃小雪

音風せいや

蒼真せれん

英 かおと

蘭 尚樹

夏風季々

空城ゆう

天紫珠李

彩音星凪

天愛るりあ

菜々野あり

 

【ストーリー】

18世紀のヨーロッパに、不老不死と言われ、錬金術師、予言者、魔術師と称され数々の伝説を残した男がいた。その名はサン・ジェルマン伯爵。

フランス、ロワール川の畔にあるシャンボール城。サン・ジェルマン伯爵が太陽王から与えられたというこの城に、ダミアン一座の役者、シモンとジャックが忍び込んでくる。奇妙な回廊のあるこの城で宝を探し出そうとしていた二人は、隠し扉の奥の部屋を見つける。その伯爵の居室で、彼の肖像画を見た二人は絶句する。サン・ジェルマンの姿が、シモンに瓜二つだったのだ。二人は、伯爵が未来を占ったという「賢者の石」を利用し、富と名誉を手に入れようと企てる。夜ごと華やかな宴が催されるベルサイユ宮殿。サン・ジェルマンになりすまし宮廷に伺候したシモンが、時代の寵児になるのに時間はかからなかった。しかし、フランスの国庫は底をつき、市民たちの生活は惨憺たる有様だった。ロベスピエールを中心とした市民たちは、自らの手で新しい時代を作ろうという気運に包まれていく。ある日、プティ・トリアノンでダミアン一座が公演を行う。アントワネットの目にとまった一座の花形アデマールは、王宮の舞踊団に召し抱えられることになる。ルイ16世とプロヴァンス伯爵が目論む、ネッケルを罷免し軍隊をパリへと集結させるという機密を知ってしまったシモン、ジャック、アデマール。三人は、やがて大きな時代の渦に巻き込まれることになる・・・。

 

 

まずは、みやちゃん単独初主演おめでとうクラッカー

開演アナウンスでジーンとしてしまいました。

虚飾に満ちたシモンの人生。ラストはちょっとせつないです。

ジャックがいいやつでよかった。

みやちゃん、とにかくプロローグから美しい。

雪組からやってきたれいこちゃんとの並びは、ぶったおれそうなほど麗しかったです。

れいこちゃん、ほんとイケメンだわ~。

 

「ベルサイユのばら」「1789」と、フランス革命を描いた作品が多い宝塚。

新たなバスティーユ襲撃の場面が生まれましたよ。

ベルばら同様、戦闘シーンはダンスで描いているのですが、これがかっこよかった。

としちゃんロベスピエールが「見ろぉ~~っ!」と叫んだ瞬間、「バスティーユに白旗がぁ~~~っ!」と心の中で叫んだのは、私だけではありますまい。

としちゃん、貫禄を感じました。

 

海ちゃんかわいかったし、バレエも綺麗でした。

夢奈瑠音くんが、目立つ役をもらってた。訛りがかわいかった。(でも顔はあまり好みではない・・・ごめん)

ネッケルのまゆぽん、うまいなぁ。ソロナンバーもよかったです。

るうちゃんのルイ16世ともっくんのプロヴァンス伯爵を見てたら、そりゃ王室潰れるわと納得。(なんだその感想)

 

そして・・・

全部持ってっちゃった感たっぷりなのが、アントワネットのさち花ちゃん。

もう、素晴らしすぎた。

アントワネットの気品も孤独も感じました。

歌で泣かされました。

さち花ちゃん、ほんっとに素晴らしかった!!!

 

フィナーレの振付が、元ジャニーズの良知真次くん。

めっちゃかっこいいフィナーレでした。

 

この日は、花組の瀬戸かずやさんと梅咲衣舞さん、あともうひとり、娘役さんが観劇しておりました。

翌日はまさおちゃんご観劇だったようです。