【(やったらできる)山本翼の100日チャレンジ82th】任務報告 | 『あなたのヒーローになりたい』改め、『ホームレス大学生』

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家もない、金もない。でも、大きな夢はある!
リアルホームレス大学生つばさがつづる日々の奇跡。


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ある人は言う、「絶対お前にはできない」




また、ある人は言う、「お前なら絶対にできる。」





今日から僕は、「できる」と言ってくれる、僕を信じてくれる人の話だけを聞こうと思う。




もしかしたらこの後、「できない」と言う人が周りに増えるかもしれない。




でも、今日の気持ちだけは忘れたくない。だからこのブログを書くことにした。




そして少しずつ、小さな「できる」を積み重ねて、僕も「お前なら絶対にできる」と言える人になりたい。








今日はシェアハウスに、0円ヒッチハイカー管ちゃんが来ている。



管ちゃんに話した。




「正直、このチャレンジ無理かもしれないと思い始めてる」と。




すると管ちゃんはこんな話をしてくれた。






俺が0円ヒッチハイクを初めて間もないころ、秋田から0円で富士山に登りたいと思ったことがあった。
食べるものを買うお金も持たずに、車に乗せてくれた人にご飯をごちそうしてもらい、ヒッチハイクを乗り継いで行った。

その旅の途中で車に乗せてくれた人に、こんな人がいた。
「富士山に今から登るの?そろそろ閉山じゃない?しかも0円で。危ないからやめておいた方がいいよ。」
それを聞いた管ちゃんは少し落ち込んだ。
そして、それを見計らったかのように、ある交通事故が起こる。

「あちゃー。俺最近不幸なこと続きでさぁ。ここで事故が起こったのも、不吉な予感がするんだよね。絶対嫌なことが起こるから、0円登山なんてやめておいた方がいいよ」

その事故の悲惨さを目の当たりにした管ちゃんは、その車の人の言葉にたじろいでしまい、挑戦をあきらめようかと思った。



その人とはわかれて、次の車に乗せてもらった。
その車の人はこう言った。
「その人の言葉ひとつで君が今回の挑戦を諦めてしまったら、もう一回『何かをしよう』と思った時に、誰かのせいにして諦める人間になるよ」

「俺はお前を信じる。君は絶対にできる」と。




管ちゃんの0円登山は成功した。
「登頂したとき、『不可能なんてない、俺には何でもできる』という気持ちになった」という。



その管ちゃんは次々と新しい挑戦をし続け、


0円日本一周、わらしべヒッチハイク(赤いクリップからソニーのカメラへヒッチハイクで出会った人と交換していく)などをやり遂げている。




そして現在は0円日本三周に挑戦中。




管ちゃんの言葉は、「できる」ではなく、「やる」だった。




もし、あの時乗った車の順番が逆だったら、管ちゃんは旅を止めていたかも知れない。


そしてここに来て、この話をしていなかったかも知れない。




そんな管ちゃんに言われた。


「なんか俺、つばさにはできる気しかしないんだよね。できるんだから、やるしかないじゃん」



やるしかないじゃん。





そうだ、やるしかないんだ。




できるんだったらやるしかない。




僕は、僕を信じてくれる管ちゃんを信じる。




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