当事務所におきましては、サラ金業者・クレジット会社に対して過払請求をするケースが多々あります。それは、既に債務を完済し終わって最初から過払請求のご依頼を受けるケースや、債務整理のご依頼を受けて債務整理手続の一環として過払状態が判明し過払請求をするケースなどです。
かつては過払請求をすれば、お客さんの満足する結果(過払金の回収)を得られることが多くありましたが、近時は少し事情も変わってきております。といいますのは、サラ金業者等は全国の顧客から過払請求をされていますので、非常に経営的にも苦しいところが出てきています。
現にここ最近では、クレディアが昨年、アエルが今年にそれぞれ民事再生会社となりました。また、その他の業者でも「○○会社は危ない」といった噂が飛び交ったりします(そのような会社は、和解による提示額がきわめて少額であったり、裁判所での決定どおりに支払いをしません)。
要は過払請求は早い者勝ち」といった状態ですので、サラ金業者がつぶれないうちに早めに過払請求をしたほうが得策です。

また、過払金返還請求は、最終取引のときから10年で時効になりますので、お早めに。