9月8日、おとめ座新月の晩、六本木アカデミーヒルズにて

開催されたビジネスセミナーへ参加しました。


J-WAVE 大和証券Make It 21 Business Academy

『今、求められる上司力・部下力・チーム力

~スポーツに学ぶ強い個人と組織の作り方~』


J-WAVE ではお馴染みのナビゲーターであるショーン・Kさん、

スポーツジャーナリストの二宮清純さん、(株)マザーハウス

社長の山口絵理子さんのトークセッションは、心に残る言葉

がちりばめられていました。


その中で、二宮清純さんがプロ野球におけるマネジメントを例

に出し、印象的なことを話してくれました。



人は育てられない、育つもの

上司は成長を邪魔しないことが大切



故仰木彬監督(近鉄、オリックス監督)は、大リーガーとして

活躍した野茂英雄投手のトルネード投法、イチロー選手

振り子打法を教えたりしなかった。

もともと彼らの持っていたスタイルを“認めて”“面白い”と思い、

そのままのスタイルでやらせてみたのです。彼らがプロ野球に

入団して来た時、そのスタイルは批判を浴びていました。

指導者によっては、彼らのスタイルを変えてしまおうとする人々

もいました。

でも仰木彬監督は、選手達に任せて見守っていました。


なるほどな~と思いました。

会社内でも、後輩や部下へ自分の仕事スタイルをまねさせる

指導をする上司や先輩がいますが、これはマネジメントでは

ないと思っています。

部下・後輩の『育成』ビジョンがあっての指導ではなく、単に

自分の思い通りに仕事をさせている”だけのこと。

これが通用するのは一対一の専門職人の師弟関係の場合で

あり、組織を強くするマネジメントではないように思います。


そして、更に心に響いた二宮さんの言葉は


人は認め合うもの

求め合ってはいけない


求め合ってはお互いのバランスが崩れて時には重たくなり、

生み出すものはなくなります。


これは『男女の関係』においても言えることですよね。



もう一つの言葉、


忘却は集中力の裏返し


元巨人軍監督、長嶋茂雄さんの楽しいエピソードを交えての

なるほどな話。

『忘れる』ことは人間の能力だそうです。辛いことをずっと覚えて

いたら、人はそのストレスで20歳くらいまでしか生きられないと

のこと。生きる為の作業や考えに集中すればこそ、過去の出来事

など忘却の彼方なのですね。それは『今』ではないから。


そして、


失敗は取り戻せるが、時間は取り戻せない


Time Is Mony です。

誰と時間を過ごすか、どう過ごすか…

時間”は貴重であり、その人その人に与えられた『財産』です。

以前もブログに書いたことがありましたが、人との時間や約束

は相手の貴重な時間を提供して貰っていることでもあるので、

有意義に過ごしたいものです。



宝石緑セミナーのまとめ宝石緑


1.まずは相手を認める

2.認め合っても求め合わない

3.自分を追い込むことの出来る人になる

4.自分とチームをバカみたいに信じる

5.忘却は集中力の裏返し

6.リーダは部下の居場所をつくるのも仕事


このセミナーの模様は、9月18日22:00の番組でオンエアされる

予定です。

ご興味ある方は是非聞いてみて下さい音譜





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