ETFとは、簡単に言うと投資信託の上場版です。


投資信託が1日1回の基準価格により売買されるのに対して、ETFは通常の株と同様に常に値動きがあり、市場でいつでも売買できます。


例えば、不動産REITなどと呼ばれるものもETFの一種です。


ETFの中でも日経平均などに連動するものを特にインデックスファンド、あるいはパッシブファンドなどといいます。


これらのETFは、基本的に日経平均やTOPIXに連動するようになっているので、どの銘柄を選んでも大きな差異はありません。


しかし、一番の違いは「信託報酬」という運用会社へ支払う手数料です。


運用の世界では、この信託報酬などの手数料と税金をいかに最小にするかが、利回りをあげるポイントです。


例えば日経平均に連動するETFは上場予定も含めて、8本あります。


現在上場しているETFの中で信託報酬が一番安いのが、DIAMアセットマネジメントの0.155%です。


3月25日に上場が予定されている、三井住友アセットマネジメントのETFは0.14%です。


わずか0.015%と思われるかもしれませんが、運用の世界では非常に大きな差です。


今後上場するETFはさらに信託報酬を引き下げたものが出る可能性もあります。