【メモ】すきま用LANケーブルとバカ穴ステイで防犯カメラを取り付ける エレコムLD-VAPF | 東京スカイツリーファンクラブブログ

【メモ】すきま用LANケーブルとバカ穴ステイで防犯カメラを取り付ける エレコムLD-VAPF

ホームセンターなどで、DIY(Do it yourself(ドゥー イット ユアセルフ):自分でやろう)という単語をよく耳にします。


弊社でも、デモや展示などの場合、本設置ではなく仮設というのを結構やっています。


この度、屋外カメラや無線LAN設備を「新小岩東北広場」(葛飾区)様で展示させていただくことになり、いろいろ仮設準備中なので、ご自宅のDIYに役立ちそうな情報を掲載してみます。


基本的に、仮設なので「撤去」することを前提としていますが、例えば自宅に防犯カメラを設置されたりする場合、器用な方であればあるほど、将来的に移動することも念頭に入れて施工されるのではないでしょうか?


ということで、今回は自宅に防犯カメラを自分で取り付けるためのちょっとしたコツといいますか、「撤去」や「移動」のやりやすい工事方法のご紹介です。


その1:穴を空けたくない!

すきま用LANケーブル LD-VAPF/SV05 エレコム。

テレビ業界でもべランダのBSアンテナの同軸ケーブルを変換する「すきまケーブル」、「フラットケーブル」というのがありますが、今回は、屋外用ネットワークカメラの施工を前提としているので、エレコム社のLD-VAPF/SV05と、LAN延長用アダプタを2個使います。


RJ-45変換コネクタ。カテ5eまでの製品だとかなり安く手に入ります。私がよく行く秋葉原のパーツ屋だとむき出しでばら売りしています。400円ぐらいだったら買っていいんじゃないですかね、100個ぐらい買うなら、100円安探しも意味ありますが、1時間で駐車場代が500円以上掛かる地域なので...と毎回心では思うのですが、3時間ぐらいはウロウロしてしまいます。苦笑。


長さによって、数種類ありますが、弊社では一番短い0.5mをよく使用しています。

箱の裏。例えば、1階から2階への「外壁回し」の場合、1階と2階でそれぞれワンセットずつ必要になるので、すきまケーブル2個とRJ-45延長コネクタ4個を用意してください。もちろん1階から2階までのLANケーブルも別途必要です。DIYの場合、何回もホームセンターを行き来するのも楽しいですが、その度に「余計なモノ」を買ってしまいますよね。ウチの親父は昨秋に雪掻き用のスコップを買ってしまい、「1回は雪に降ってもらわないと困る。」と妙な悩みを抱えています。笑。


箱の側面。サッシに挟んで使う製品なので、1回でも使うと上記の写真のようにウニャウニャになります。



箱から出すとこんな感じです。

組立?は、超簡単!コネクタにLANケーブルを差すだけ。笑。


本設の場合は、このような自己融着テープというのをコネクタ(LANの場合は延長コネクタの接続部分)

中心に巻いた後、


電気工事士ご用達のビニールテープで巻いて、防水処理となりますが、「撤去」や「移動」が前提であれば、もっと簡単にできます。


イヤホンなどの梱包に使われているちょっと硬めのビニール袋の底側の角をLANコネクタ分だけ切ります。


屋外側の方のコネクタをビニール袋に入れます。


セロハンテープやビニールテープでビニール袋の両端をふさいで、防水します。



あとは、閉めるだけ。仮設の場合、夜間に窓の鍵が閉まらないなんていう処理は許されません。なぜなら、防犯カメラですからね、笑。


はい、閉まりました。完了。



この手のケーブルは、窓を開き直す度にダメになっていきます。消耗品なので仕方がないのですが、ご自宅などに取り付ける場合、「あまり開けない窓」「あまり開けない側」など、少し工夫すると長持ちします。


同じサッシに2個使用するとガタガタする場合

同じサッシに2個使用するとこんな感じになります。薄さ約1.4mmですが2つ使うとさすがにサッシがガタガタします。高層住宅(高気密住宅:高層では気圧の関係ですきまから空気が入り込みやすいので、サッシも密封されています。)の場合、2つのすきまケーブルを半端に離すと、「そのすきまが、すきま風を誘発する」という現象が起こるので、片方をなるべくサッシの一番上の方にセットするとガタガタ感が緩和されるように感じました。

また反対側のサッシを使うというワザも思いつきますが、窓の開け閉めの頻度を検討してからの施工をお奨めします。

「壁に穴をあけない!」というのが大命題ですので、いろいろ工夫のしどころかと存じます。



カメラの他に、400メートル先の会社との無線LAN用の平面アンテナ(約4キロメートル飛びます。)があるので、すきまケーブルも2つ必要。ちなみにどちらもPOE的に使えているので電気の心配はありません。


その2:.バカ穴ステイ

展示会場。


自宅のべランダ。


自宅のベランダその2。


仮設現場には、バカ穴のステイ(黒いバー)は欠かせません。


板状に挟む場合には、ステイを2つ。90度に曲げたい場合などはL字側のものなどを用意しておくと良いでしょう。ちなみに25φぐらいのポールに抱かせるなら、日本アンテナのUB-326-HDとか普通にビバホームなどのホームセンターに売っているのでお勧めです。


ちなみに弊社の通販サイトで販売しているROBO-727wのネジ穴はM4なので、ステイに固定する場合、M4のナットとボルトとの間の丸座金を内径5mm、外径16mmぐらいのをはめるとしっくりきます。


商品説明サイト↓

東京アンテナショップ・アネックス

http://www.diginet.ne.jp/tokyo-ant/robo-727w.html


商品販売サイト↓

東京アンテナショップ

http://diginet.shop-pro.jp/?pid=83199920



以下、弊社の宣伝です。よろしかったらご覧ください。

 

エレベーターにもスマホで見えるカメラ、エレカメの開発、実用化に東京アンテナ工事(株)が成功しました。

 

 

弊社オリジナルのスカイツリーカレンダーを今年も作成しました。

2016年に東武スカイツリー本社がB2判の大型カレンダーの作成を終了したことから、「じゃ、東京アンテナ工事で作成しよう!」と決断し、公認カレンダーのカメラマンだった新湯氏を招聘し、2017、2018、2019年版を3年連続で作成しています。

日本一大きいスカイツリーカレンダー(弊社調べ)は、弊社のお得意先様にだけ差し上げております。来年もよろしくお願い申し上げます。

 

2018年10月14日(日)に柴又公園で開催された平成30年度葛飾区総合防災訓練のドローン空撮動画が葛飾区の公式ユーチューブページで公開されています。東京アンテナ工事(株)が全編を編集、作成しています。

https://www.youtube.com/watch?v=RiY2ADX7Jjo

 


東京アンテナ工事株式会社ホームページ

http://www.diginet.ne.jp/