帰省したので長野県信濃美術館 東山魁夷館に行って来ました。

$日々のこと

今やってるのは夏の訪れ、秋への想いと題された第Ⅲ期常設展示でした。

今回見れた本制作は祭りの夜、秋思、沼の静寂、灕江暮色、水辺の朝の5点。この美術館では本制作を33点所持していて、作品保護のために1年のうち展示は2ヶ月と決めているとのことですが、祭りの夜を見たのは2回め。夏に展示することに決めているのかも?

何度か来ているので、本制作以外にも白い馬の見える風景、ヨーロッパ風景スケッチ、京洛四季、天山遥か等々見たことがあるものがちらほら。

夜の竹林を描いた月篁の習作とスケッチは色合いが涼しげで夏っぽくて良かった。夏に入る、東福寺庭、散り紅葉は色のコントラストや構図がかっこよくて好き。

沼の静寂は柳と睡蓮という、どう考えてもモネを連想してしまう題材で、どう見ても東山魁夷になってました。

三島由紀夫の著作の挿絵、新潮の表紙原画は珍しかったかも。


帰省したときは暇だからここに来ることに決めていたけど、そのうち飽きちゃうかもなーと思いました。次は善光寺門前の良さそうな喫茶店めぐりでもいいかも。