連動企画課第5弾『鬼退治に行こう!~手塚国光~』 | 夢への旅路

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またしても連動企画に参加させて頂きました。

3回目です、いい加減文才がほんの少しでも開花してくれたらいいのに・・・。


鬼退治に行こう!プロローグ (昇華さんのブログに飛びます)









「いっただきまーす!」
『「食べ過ぎ!!」』





『鬼退治に行こう!』





跡部邸にて行われる節分パーティに誘われた青学一行(+彼女)

駅での待ち合わせ後、跡部邸に着くと桃はちーちゃんの手を取り真っ先に食事会場へと走っていく




「まったくアイツは」
『ちーちゃん気になるし私達も行こっか』


ひとまず他のメンバーと別れ国光と2人で桃達の元に行くと
大皿いっぱいに乗った恵方巻きを前に笑顔の桃と隣に座らされたちーちゃんがいた



「いっただきまーす!」
『「食べ過ぎ!!」』
「少しは遠慮しろ、桃城」
「へ?」



思わずハモった私とちーちゃん、そして注意する国光を余所に
山のように積まれた恵方巻きがどんどん桃によって消費されていく



「桃城君、よくそんなに入るね」


「みんなは食べないんすか?」

『桃見てるだけで食欲無くした』


「食欲が無いって綾女さん、具合悪いんじゃあ…」
『人の話聞いてる?』


「それよりも桃城、お前は恵方巻きの食べ方を知っているのか?」

「恵方巻き食べるのにルールとかあるんすか!?」

『ちーちゃん教えてあげて』

「その年の恵方に向かって目を閉じて一言も喋らず、願い事を思い浮かべながら食べるんだよ」

「そうなのか?
って俺一口目からずっとしゃべってんじゃねぇか」

『まぁ後は2人でごゆっくり。国光行こう』
「あぁ。桃城、智裕さんに迷惑かけるなよ?」


「…ウィーッス」



少し落ち込みながらも恵方巻きを食べる手を休めない桃とそれを見守るちーちゃんを残して国光と外に出る







外では遠くで鬼役の樺地くんを追いかける英二たちの姿が見えた



『節分と言えば豆まきだね』
「そうだな」



汚れが付いていたのか
メガネを外しレンズを拭いている国光を待つためにその場に立ち止まる




「まったく、菊丸には困ったものだな」

『?』

「大石が体を張って止めているが聞きそうにない」
『あぁ、ホントだ…』



豆まき会場に目をやるともはや暴走と化している英二を大石が必死になって止めている




『大石って英二のお母さんみたいだ……ね』
「?どうした」




何気なく振り返ると国光はまだメガネを外していた




『国光、メガネ外してるのに見えるの?』
「はっきりは無理だが顔の判別くらいはつく」




もう一度豆まき会場に目をやるが
ここからだと結構距離があり国光の視力で見えるわけがない



…と思っていたのに





『この前の夏にプール行ったときはさ
近くにいる私の顔もよく見えないって言ってたよね?』



「…そうだったか?」


『あんな遠くにいる英二たちは見えるのに』

「………。」


『もしかして嘘だったの!?
あれいろんな人に見られてて恥ずかしかっ』




勢いよくまくし立てていると
いつの間にか国光の綺麗な顔が目の前にあり


そのまま唇にやわらかい感触が落ちてきた




「声が大きい」
『ちょっ…、今//』


「今の綾女の姿の方が見られたら恥ずかしいな」




国光はしてやったりというような少し意地悪な微笑みを浮かべ私の顔を覗き込む




『//っ、やられた……』




結局それ以上は追及出来ずまたしても赤面させられただけだった





「豆まきやりに行くか?」

『……行く。』







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節分関係ないじゃん( ̄□ ̄;)!!

これ大丈夫ですか


節分とかまともにしたことない人間にとってはわかんないことだらけで

恵方巻きもネットで調べてきたし



ちーちゃん&桃との絡みを意識し過ぎて甘いんだかなんなんだか。

もう前半の方の絡みの収集はちーちゃんに押し付けるとして(オイ



花見・プールと眼鏡外すネタでやってて

雪姉さんが書いたプール編のプロローグ読み直して思いついたんですけどね

実は裸眼でもよく見えてるってことを




いやぁ、国光のキャラ捏造もここまでいくと誰かわからないんじゃないですかねww

なんか久々に国光と向き合ったらこんな感じになってしまいまして

他の漫画に浮気しすぎるといつもこうだ。




あとがき長過ぎた。

えっと、今回も参加させて頂きありがとうございました!!