昨日は弊社COOと営業に行く途中に

これからのSMMと広告業界について雑談。


覚えておくべきことだったので、以下備忘録。



ソーシャルメディアで重要なことはコンテンツの中身。

如何に、生活者間で話題にあがるようなものを

発信することが出来るかにかかっている。


そのためには、これまでマスから垂直に投下していた

メッセージの設計ではなく、

勝手に水平的に広がっていくメッセージの設計が必要。


つまり、これまではマスから発信し、

生活者にメッセージを届け、

購買させることがゴールだったが、

これからは届いたメッセージを

生活者が如何に広げてくれるかを

ゴールに設定することが大切になってくる。


忘れてはいけないのは

ソーシャルメディアもひとつのメディア、手法でしかないこと。


あたりまえながら、

ソーシャルメディアで何かやれば

勝手に広まる、ってもんじゃない。


むしろ広まることなんて、本当に稀。

しかしその発想でメッセージを作ることは

忘れちゃならんのだろうな。



その一方、これからの広告業界。

これまでマスに使われていた広告費はどこにいくのか。

ソーシャルメディア?


答えはNO。

結局その予算は減らされるだけで

どこにも行かない。


行くとすれば、インドや中国など

まだマス広告が効く市場へ。(ただし大企業に限る)


つまり、生活者の接触頻度はマスが減った分

ソーシャルメディアに移っていっているが、

その分だけ企業が予算をソーシャルメディアに

あてられるかといえば、そうではない。


だって、ソーシャルメディアマーケティングって

お金払えばなんとかなるものじゃないし。

むしろ知識、ノウハウさえあれば社内で行えるものも多いはず。


じゃあお金が広告でとれなくなった広告会社はどうすりゃいいの?


答えのひとつは、コンサル。

各企業が自社でマーケティング活動が出来るように

そのアドバイスをする。


(そうか、だからD通は所信表明の3つ目が

経営視点の人材の育成なのかな。)


でもこれだとCMのような莫大な予算は取れないな。

これからのこの業界、大企業であることが

ネックになる時代かもしんない。



まあ、つまるところ、

みんなゴールが見えず迷走してるってことですよ!


我々が出来ることは、日々勉強、日々挑戦です。

はい、がんばります。



徒然なるままに。。