【男前道】勉強を仕組み化する
男前なら仕組み化しろっ！
高校の時、国語の先生が教えて下さったことで、
今も頭に残っていることがある。
自由とは、「自らを由し（よし）とする」ということで、
ガチガチにルールがあることより厳しい。
ということを思い出しつつ。
「勉強」というカテゴリについても同じではないか、と。
そんな風に思ったのは、今回読んだ、
のせい、おかげ。
大概の人は、
■仕事や遊びが忙しくて、勉強や読書をする時間が無い
■時間やお金に余裕があれば、できれば、勉強する
ということで、
そもそも毎日の生活に勉強を組み込む、という発想ではない。
というか、そう思ってはいても、できない。
勉強の目的、方法、スケジュール等が決まっていない＝自由を前提とした勉強は、
相当意志が強くない限りは続かないし、なかなかゴールに到達することはできない。
なので、ルールを決める、というかレールを敷く、つまり
仕組み化することで効率よく成果をあげられるのではないか、と。
以下に、この本で述べようとしていることを自分なりにまとめてみた。
ポイントは3つ。
（１）マインド
（２）スキル
（３）IT
これらを使って、仕組み化する、ということ。
マインド
ゴール＝なりたい自分をしっかりイメージし、
現在とのギャップを把握し、
ギャップを埋める為に、いつまでに何をすべきか、を割り出す。
そうすることで、漠然と勉強するよりも遥かに効率が良い。
スキル
PCの文字入力速度を早くしたり、速読を習得したり、
Excel等、必要なアプリのノウハウを身に付けたり。
勉強を仕組み化する上、仮に人と同じことをするにも、
人より「早い」ということはかなり優位であり、メリット大。
IT
軽くて丈夫なノートパソコン(オススメはレッツノート とのこと)、MP3等の音楽プレイヤーの活用。
理由は、勉強の場所と時間を拡大させる為。
カフェや電車内を勉強場所とし、日々の生活に勉強を組み込む。
あと、スクールやセミナーに通ったりと、
強制的に時間を確保させるような手法も有効、と述べている。
何はともかく、やっぱり勉強に「楽」とか「速攻」は無い。
日々の積み重ね。
こだわりのかっこいいノートPCを使って、優雅にオープンテラスのカフェで勉強するもよし、
ぎゅうぎゅうの通勤電車内で毎朝英語のオーディオブックを聴くもよし、
とにかく毎日続ける。
「イチロー ２６２のメッセージ」 にもある。
ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道。
本来、人間の能力にそんな大差は無い。
やるかやらないか、だけ。
続けるか続けられないか、だけ。
続けられるような仕組みがあるか、無いか、作れるか、作れないか、だけ。
その仕組みが単に「好き」という人もいる。
が、好きになるにも、頑張って良い結果を得る、
という経験が伴わないものは好きになれないと思う。
良い結果は明日あさってではなく、
1年、5年、10年後に出るものかもだが、
結果が見えにくく遠いからこそ、続けられる仕組み化＝勉強のベルトコンベアーみたいなものを
自分なりに作ることが成功する為の原理原則だと思った。
本書はかなり売れていて、評価も高い。
読んで損は無い。
タイトルは胡散臭い？(笑) が、内容は的確。
（彼女自身は10倍ぐらいになったらしいので、事実は事実）
オススメの一品◎
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