この日はいつも昼まで寝ている奥さんが朝から忙しく部屋の掃除をしていました。
「お母ちゃん、掃除頑張っているなぁ」とぼんやり見つめる庄助。
この日、庄助の大好きな人がわが家にやってくることをまだ庄助は知りません。
この日は年下の友達がわが家に遊びにくることになっていました。
年下の友達と言っても35歳でも25歳でもありません。
17歳の高校生、あ、女子高生なんです
彼女のことは過去記事に書いたことがあります。
仲良くしてもらっていた彼女ですが、実は昨年引っ越してしまいました。
でも、いつの間にかうちの奥さんと犬友からメル友になっていたようです。
お昼を過ぎるとボクも部屋を片付けたり、シャワーを浴びたり。
歯を磨いていたら奥さんが「ねえ、なんでそんなに張り切っているの?」と笑う。
オヤジ臭いとか、汗臭いとか思われたくないのはオジサンの純情(笑)
せめて石鹸の匂いのオジサマと思われたい^^
そんなことを思いながら地元のケーキ屋さんへケーキを調達に。
こじんまりとしたこのお店ですが、昔からあるお店の佇まいはなんだか安心感を感じます。
こちらにてケーキを購入して帰りました。
14時30分、ピンポンが鳴った。
ボクは庄助を抱っこして廊下に出てお出迎え。
誰だかわかった瞬間に庄助がボクの腕の中でものすごく尻尾を振りました。
もう、喜んでる、喜んでる^^
小さい時は誰彼かまわず愛想をふりまいた庄助。
最近はすっかりマイペース。
マイペースというより飼い主以外は興味がないようで、滅多に他の人に甘えたりしません。
そんな庄助が ・・・ 甘えている、甘えている(笑)
Mちゃんの顔をペロペロとやってます。
うちの奥さんも驚いてました。
「最近、こういうことしないのに・・・きっと、若くて綺麗なお嬢さんは別なのかな」
トリミングサロンでもらう庄助の写真を見せながら「庄助も大きくなったでしょ」と。
「写真を撮るタイミングは庄助が一番反応する”お散歩”っていう言葉を言うんだって。庄助が”え!”ってピタッと動きが止まった瞬間を狙って撮るんだって」と言ったら、Mちゃんが「庄助、お散歩!」「あ、ホントだ、反応する」
この日は「庄助、お散歩」と、庄助をからかっていっぱい遊んでくれました。
将来は獣医さんになりたいという彼女。
ボクたち夫婦は熱烈に応援しています。
この世代の人のまっすぐな夢を聞くと心が洗われますね。
ボクたち夫婦は彼女の大ファンです^^
「どれでも好きなのを」と言って彼女が選んだのがこのお芋のケーキ。
「美味しい」と言ってくれてホッ。
こちらのケーキ、ジワジワと美味しい昭和テイストでした。
うちの奥さんはかなり気に入ったようでリピートありありです。
Mちゃんが庄助の玩具を面白がる。
「こっちの部屋においで」とボクの部屋へ。
「わあ、まだこんなにあるんですか?」と驚く彼女。
Mちゃんは地べたに座って玩具を触りながら、他愛のない話が続く。
オジサン的にはとても気になります・・・・・
どんな男性が好きなのだろう?
聞いてみたところ芸能人よりもスポーツ選手のほうにいいなとと思う人が多いそうです。
香川真司(サッカー)瀬戸大也(水泳)錦織圭(テニス)小塚崇彦(フィギュアスケート)などなど。
思わず「ボクも20代のころはけっこう身体を動かしていたんだよ」とアピールしそうになる^^
絶対に無駄なアピールだと思うから止めたけど(苦笑)
でも、彼女なりにちょっと気を使ったのかな?
「あ、私、オジサンも好きですよ」
もしやボクにもチャンスが!!!!と思ったのだけど・・・・
「児玉清とか」だって・・・
これからボクの目標は児玉清さんです(笑)
そんな会話をしながら、うちの奥さんは途中に不思議な感覚に襲われたそうです。
17歳の女の子と友達として会話をしているのが、とても不思議。
そして、とても楽しかったと。
実はボクもアラフィフの夫婦の家に遊びに来て楽しいのだろうか?なんて思っていたのです。
退屈しないかなと心配していたのですがMちゃんが楽しそうに過ごしてくれて良かった。
↑ そしてMちゃんはこんな可愛い置き土産を置いて帰っていきました ↑
実はこの日Mちゃんは修学旅行のお土産を持ってきてくれたのでした。
翌日、彼女のお土産をいただきました。
こちら長崎のハウステンボスの人気のお土産だそうです。
ボクは高校生の限られたお小遣いの中で、こうして気にかけてくれたことがとても嬉しいのです。
夫婦でMちゃんの噂をしながらいただきました。
「Mちゃん、大人っぽく綺麗になってきたよね」
「そうそう、私もそう思った。グッと大人っぽくなったよね」
はじめて会ったのは彼女が高校一年生になったくらいのころ。
当たり前ですが表情はまだ中学生っぽさが残っていました。
この日、マンションの廊下でパッと顔を見ただけでボクは照れましたから(白状)
若い女性が大人に近づくというのはなかなかドキドキするものです。
そして、ボクにこんな娘がいたら・・・そう思わずにいれませんでした。
ボクは娘を溺愛する父親になったと思います。
甘やかしながらも、娘に嫌われないように細心の注意を払ったりしながら(苦笑)
帰宅が遅いと不機嫌になりながらも、どれだけ遠くまででも車で迎えに行くことでしょう。
小遣いが足りないと聞いたら「お母ちゃんには内緒だ」といいながらそっとお小遣いを渡すはずです。
これが息子だったら・・・・ぜんぜん違う父親だったとも思います(笑)
男なら自分の頭で考えろ、自分で決めて、どんな結果も受け止めろ。
そして、どんな時も楽しむことを忘れるな。
それだけ伝えたら後は本当に何もないような気がします。
小遣いが足りないと言ってきたら、牛丼を3杯食べさせて「肉体労働してこい」と言いますね(笑)
という話を女友達にしたら吹き出されました。
「男には厳しいのね」って。
でも、どちらもボクの愛情です^^
このケーキ美味しかったです。
Mちゃんが買ってきてくれたことはボク達夫婦にとってかけがえのない隠し味。
「ボリュームもあるし2日に分けて食べよう」と言ってたはずが夫婦でペロリと食べました。
そして、こんなお土産もくれました。
佃煮ですが、おそらくこれはボクのお酒のアテに考えてくれたのだと思います。
嬉しいじゃありませんか^^
翌日、ちょっとしんみりしながらこちらをアテにビールを飲みました。
そうそう、ボクの部屋で話をしていて誕生年の話になりました。
彼女は1998年生まれだそうです。
そして、ボクと奥さんの結婚したのが1996年。
そんな世代の違う方と友達になれたのはうちの坊主のおかげです^^
翌日、Mちゃんとメールをやり取り。
「ts0811さんファミリー大好きです」と書いてくれていて夫婦で照れました^^
次回はゴハンを食べて、もっとゆっくりしてほしいと思っています(*^▽^*)
ボクは ・・・・ 今日から児玉清さんを目指して頑張ります^^