この日も寒かった ・・・ つくづく寒さが苦手です。
ランチタイムの外出にコートは着ないけど、最近は必ずスヌードを着用です。
近年、ボクはスヌードが手放せなくなりました。
同年代のオジサンたちに「スヌード」と言っても通じないことがあるのが面白い。
「スヌード?なんやそれ?」
「え?これですよ」
怪訝な顔をしながら「そっか・・・」と言われると”ちゃんと通じているかな?”と思ったり(笑)
寒かったこともあり、同僚に「カレー南蛮食べない?」と言ったら即OK!
しからばと、こちらのお店までご案内しました。
日本橋のやぶ久(やぶきゅう)
初めて訪れたのは最初に入社した広告会社のころだから・・20年くらい前ですね。
このお店をご紹介くださったのは当時の得意先の方でした。
「ここは明治からあるすごい老舗なんだよ」みたいなことを聞きましたが、それからさらに20年。
↑ 明治35年と書いてますね ↑
西暦に直すと1902年。
創業114年ということになります。
なんでも、この地にあった「やぶ」というお店を久次郎さんという方が引き継ぎ屋号をやぶ久としたと。
以来、4代114年とのことです。
すごいですね( ゚ ▽ ゚ ;)
今日のお目当てはこちらのカレー南蛮。
ランチタイムはこのカレー南蛮、または、つけカレーせいろもけっこう出ます。
カレー南蛮をオーダーすると「豚肉か鶏肉か?」「蕎麦かうどんか?」が聞かれます。
この日のボクは豚肉、蕎、加えて辛口でオーダー。
最初にスープを一口飲んだ同僚が「美味いわ」と一言。
蕎麦屋のカレーとすると一般的なものよりもスパイシーな味わいが混じります。
最初の三口くらいは、汁がお腹に落ちると「はぁぁ~」とか言いそうになりますね(笑)
ボクはよくシャツにミートソースとか、ラーメンのスープなどを飛ばしてしまい奥さんによく怒られます。
そういえば、以前、わが家に遊びにきたGF達に「この人はワイシャツを汚すので困っている。一緒に食事をするときは注意してみてやってくれ」なんて小学生のお母さんみたいなことまで言ってましたから(苦笑))
スープが飛ばないように慎重に食べます。
ゆっくり食べることになるのですが、自然と蕎麦が少し伸びてきます。
カレー汁の中でくたっとなった蕎麦は、香りやのど越しという正統派の蕎麦の美味しさとはまた違う別ジャンルの美味しさ。
老舗の蕎麦屋のB級っぽい美味しさもまたいいものです。
カレーの汁を飲んでいたらどこかで臨界点を超えたのでしょうね。
ある時点から汗が吹き出し同僚に「大丈夫ですか?」とまで言われてしまった(笑)
こちらのお店、三階まであります。
階段が急勾配なのもボクのちょっとしたツボ。
そう!昭和のころによくあった感じの階段です。
近日、あの階段を上がって二階か三階で飲もうと思案中です。