男性というものは、女性に近づく場合、何を求めているのでしょうか?


優しさでしょうか、ルックスでしょうか、心でしょうか。ずばり言ってしまえば、女性の肉体が目当てです。他の要素も重要ではありますが、優先順位で言えば、肉体に他なりません。表面上では、キレイごとをふんだんに並べ立てる紳士がいるかもしれませんが、所詮、男性というものは、キレイな存在ではなく、縁あれば、すぐにでも浮気をしたいものなのです。誤解を恐れずに言い放ってしまうならば、男性というものは、浮気をするのが当たり前であり、浮気をしない人というのは、少々おかしいのか、少々鈍感になっているのか、相当な努力家であるのか、なのだと思います。


男性は、なぜ、こうも簡単に浮ついた行動に走れるのでしょうか?それは、まず色欲という煩悩に振り回されている、ことと、遺伝子レベルで一つの花に満足できないという性質がある、ことだと推測されます。


普段、スーツを着込んで、仕事にもスキがない男性であっても、ひとたび街頭でキレイな女性を見かけたりすると、この色欲というものは、無遠慮に登場してきて、男性の全てを支配してしまいます。ある意味、婬獣に化す、と言っても過言ではないかもしれません。しかし、男性にしてみれば、色欲の他に、興味や関心、やりたいことがあるにもかかわらず、この強力な刺客である「色欲」が一旦登場してくると、お手上げ状態になって暴走し、後で自己嫌悪に陥るという深い苦しみを味わっている、かわいそうな動物でもあるのです。


ミツバチは、花から花に飛び回って、蜜を吸っています。これと同じように、男性も次から次へと女性を求め、女性というお花畑を飛び回っているようなものです。男性の遺伝子の伝道者は精子ですが、この精子は日々億単位で生産されています。遺伝子の戦略からすれば、この億単位の精子を無駄死にさせたくないわけで、なんとか一人でも多く成就させたいのです。となると、一人の女性で満足してしまう男性の性であると、戦略自体が破綻してしまうので、女性一人で満足はしない、という浮気性の男性がそこにいることになります。


色欲という煩悩、遺伝子レベルの話だけでは、納得できない方に具体的な譬えを出してみたいと思います。ある女性Aが、仕事帰りに、上司に連れられて、レストランに行ったとします。そこで、上司に好きなメニューを注文していいと言われ、最高級のサーロインステーキを頼みました。女性Aの前に、食事が来ました。ここで、上司があろうことか、「3時間、目の前のサーロインステーキを食べるのを我慢して、3時間後に食べ始めなさい。」との命令を出したのです。女性Aは、お腹がぺこぺこで、とても待ち切れません。口の中は、唾液で充満し、今は、サーロインステーキをどうにかして食べたい、の1点しか考えられません。これは、女性Aにとっては、恐らく「拷問」としか言いようがない、状況だと思います。食べたいのに食べれないのですから。これと同じように、男性に浮気はダメ、というのは、サーロインステーキを女性とするならば、到底我慢の出来ない、拷問に近い命令なのです。よだれが出るくらい、気を失うくらいサーロインステーキを食べたい女性Aが我慢していると同様、男性も気を失うくらい我慢して、浮気をしないように努力している、これが世の男性の姿です。


女性からすれば、なんて汚らわしい存在なの、不浄極まりないわね、というところですが、男性にしてみれば、女性への気持ちに支配され、馬鹿だな、と思いながらも色欲に振り回されてしまうのです。一見、男性というものは、逞しかったり、優しかったり、素敵だったり、する面もあるのはあるのですが、腹底深く探っていくと、こういった色欲まみれの姿が真実であるのです。


決して、男性の浮気を肯定するものではありません。男性の性とは何であるのか、を顕かにしただけのことです。男性は、己自身に浮気心が巣くっているという事を十分に認識し、これと根気よく闘っていって頂きたいものです。女性の皆さんには、男性が実はどうしようもない性衝動に駆られて、常日頃から苦しんでいるという事実だけでも認識して頂ければ、浮気一つに対する見方も少しは変わっていくのではないか、と思います。


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