現代は、文明が発展しており、その中で科学も発展しております。科学の知見をベースに様々な製品が開発されており、ある種、科学というものは万能であると過信しまいがちな側面があります。しかし、科学の視点をもってしても解明できない事象はたくさんあると思われます。


広義で言えば、医療の世界も科学の世界の一部と言えます。医療技術も近年、格段に進歩を遂げてはおりますが、どうしても解明できない、「不治の病」が多く存在するのが実状です。


人間の頭脳を持ってしても解明できない事象は、この一例を見た限りある訳ですが、人間の頭脳をベースに成り立っている科学は、実は万能ではなく、所詮人間の智恵レベルの産物に過ぎない、と言えるのではないでしょうか。


ここで、科学を私なりに定義したいと思います。


『科学とは、真理を人間が理解できるように翻訳作業した結果出てきた法則や事実』


真理:真実で永遠不変の理法

真実:嘘偽りのない本当のこと

理法:道理にかなった法則

道理:物事の正しい筋道、筋が通っていること


科学は、歴史と共に進化、発展してきました。時代と共に、その内容は変化してきたという事実を捉えると、科学とは流転する性質を持っている、と言えます。つまり、今なお流転し続けているわけですから、現代科学を、暫定科学と表現した方が分かりやすいのではないかと考えます。そうなると、科学で言われている真理の多くは、暫定真理、である可能性が高いのです。新しく発見されれば、既存の暫定真理は覆され、廃棄されてしまう運命ですから、絶対的真理と確信するにはリスクが大きいと言えます。


「科学解明領域」と「科学解明不能領域」とが今ある中で、恐らく「科学解明領域」というのは、とても少ない領域なのではないか、と推察します。こういった広い視野で、大局的な見地で、世の現象等を見ていかないと、偏屈なものの見方になり、ミスを犯す可能性があると思われます。


科学万能社会という一面を持つ現代社会ですが、所詮、人間レベルで興隆させた科学にしか過ぎない、という事実を踏まえた中で、生活をしていかないと、とんだ落とし穴に落ちる可能性があるのではないでしょうか。


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