年末というわけで、グラフィッカーになるには!



グラフィッカーというのは、ある程度才能に頼るところが多くなるのですが、

それでも就職するにあたってこれができたほうがいいよ!

というものを書いていこうと思います。


年末だしね!



意味わからんね!


さて、年末なのにこんな事書いてるところで察して欲しいのですが、

グラフィッカーになるにはということでまず項目化。


1.会社に就職するには

2.デッサンできるようになろう

3.風景&背景を書けるようになろう

4.デザインを勉強しよう

5.3Dモデリングが出来るようになろう

6.ドット絵を描けるようになろう


こんな感じです。


ではいつもながら一つ一つ掘っていきましょう。アッー!



1.会社に就職するには


まずはここですね。


就職するにはまず会社に自分の実力を教えてあげねばなりません。


というわけで会社に提出する作品を作ります。

それにプラスして履歴書を書いていくのですが

この作品だけで会社に自分を売り込まないといけないので、

渾身の作品を何点も送りましょう。


まず自分の実力が分かるものという事で、

数点、要点を抑えた作品を送ると良いです。


ま、要するにたくさんのジャンルを載せましょうってことです。


デッサン作品(人体&背景&物)、彩色済キャラクター、彩色済背景、


また、ボキャブラリーを見せ付けるため、現実を描いた絵、

幻想を描いた絵、さまざまなものを加えるといいです。


さらに「自分ができる事」として、3Dモデル、ドット絵、画面デザイン(ゲームのHPメーターとか)等

アピールできるところはどんどんアピールしましょう。



あとは作品には製作時期、製作時間等を書くと良いでしょう

それにより、クオリティが高い作品に関して時間かけないとできない人なのか、

それともクオリティがそれなりでもめちゃめちゃ早い人なのか、


この時期にこの期間でこのクオリティで仕上げていて、

その後の時期に短い時間で同じ、またはもっと高いクオリティで仕上げているのであれば、

そこで成長性があるのかどうかが分かったり、


など、会社側が判断しやすく、それだけ受かる確立が上がります。

ま、実力が見合わない場合、落ちる可能性が上がるだけですけど。



また、グラフィッカーに関しては「即戦力」が基本になります。

でないと仕事ができないからです。


それを会社側が「こいつ即戦力だな」とか「少し練習が必要だけど伸びしろがあるな」と

判断すればそれでこちらの夢は叶うわけですね。





2.デッサンできるようになろう


デッサンは絵の基礎になります。物や人の形を正確に把握し、

2次元である紙の上で再現する技能ですので、最重要技能になります。


また、「基礎」になるため、どのジャンルへ走ったとしても、

それを元に実力を測りやすいのです。


この技能が低い人というのは、プロの絵描きとして失格でしょう。



3.風景&背景&物を書けるようになろう


会社に送られてくる作品でこれが多いです。


背景や物がうまくない。


これはぶっちゃけ論外です。



よくあるのですがキャラクターが好きでキャラクターばかり描いていて、

物の質感やキレイな背景を描く事ができないなど、言語道断。


プロを目指したいのなら、デッサン同様に最低限描けるようになっておいてください。



4.デザインを勉強しよう


なにもグラフィッカーの仕事じゃないだろうと思われるかもしれないですが、

多くの会社ではグラフィッカーからデザイナーが生まれます。


まぁ絵が描けないデザイナーなんていないですわな。


という事でWebデザインの資格等、デザインに関する勉強をする事を強くオススメします。



5.3Dモデリングが出来るようになろう


これができないからと言って就職できないわけではないですが、

ゲーム業界では就職する事が難しいと思います。


というのも最近ではDSやPSPといった携帯機ですら3Dを使用し、

3D使っていない作品のほうが少ないくらいになっているからです。


これは自分よりも、ゲームに精通していると思われる、

ここを見ている方のほうがよく分かるでしょう。


以前にシェアの話を少ししたと思いますが、

3Dが使ってあるゲームと使っていないゲームの数を考えると

3Dモデルが作れないグラフィッカーのシェアはいったいどれくらいあるのでしょうか。


そう考えた時に、この3Dモデルが作る事ができるかどうかは

とても重要になるのです。


あっ、もちろんカラオケの背景に出ているような作品では

合格はできませんからね!


あれを企業に出されたとしても

「きみは今の時代、このくらいのCGが出ているゲームを見た事があるか?」

と聞かれてYES!!と答えられない限りはやめておいたほうが無難でしょう。


また、キレイなものを作れればいいのかと言うとそうでもありません。


ゲームでは処理速度というものを保たなければいけないのですが、

PS3等の高処理能力を持ったものでない限り、ポリゴンの多いモデルを使うと

処理が落ちてしまいます。


ですので、如何にポリゴン数を少なく、テクスチャーを軽くし、

尚且つ3Dモデルとしてユーザーが満足できるような出来に仕上げられるかが

とても重要だと思っています。


あ、作品にその辺り忘れないように添付してあげてください。

再現なく作ったモデルVerと節約Ver。


自分が面接官だったら新人でこれ分かってるなら

とっても仕事がやりやすいので採用出すかもしれないです。




6.ドット絵を描けるようになろう


ま、要するにできる事が多いという事は就職に有利という事です。


今の時代、なにもゲーム専用のゲーム機だけでなく、

携帯電話や、そのほかのところなんかにも必要とされるところです。


最近では携帯市場でMMORPGやソーシャルアプリ(mixiやモバゲータウン等)が

流行っている事もあり、そういった場面で役に立つ事があります。


また、DS等では3D描画能力が低く、テクスチャーにドット絵を使う事も。

そういった場合等でも役に立つ技能になるので、習得していて損はないですね。





と、いう感じですかね。


グラフィッカーというものも、元は画家。絵を描くという事は練習を重ねないと

うまくはならないので、これからグラフィッカーを目指す人はがんばって練習をしてください。



というわけで、グラフィッカーになるには でした。


それでは。