カルナとは

カルナとは、サンスクリット語で、「人々の苦しみを解消するあらゆる行為」、「慈悲の行為」を意味します。人は悟りを経験すると全ての存在はひとつであることに気づきます。すべてはひとつなのですからカルナ(慈悲の行為)を全ての人々に分け隔てなく、広げることは自然なことです。人々が助け合い、癒しを行うことは、全ての存在にとって自分を助け癒すことにつながります。あらゆるものはひとつなのですから、カルナは、愛の原則に基づいて人々に広がっていくというだけでなく、もともと完全に道理に合った行為なのです。

カルナは、地上の苦しみに終焉をもたらそうと動いている全ての高次の存在を動かしている本質です。彼らは、常に、無限の癒しのエネルギーと導きを私たちに送っていますが、誰もがそれを受け取れているわけではありません。カルナを身に付けることにより、他の人々を救うだけでなく、全ての高次の存在から送られてくるカルナをより多く受け取ることができるようになります。したがって、癒しも加速され、癒しの能力が強まります。

 

カルナ・キとは

カルナ・キは、ヴィンセント・アマダー氏が、カルナとカルナシンボルの実践の中で発展させたものです。カルナ・キは、特に苦しむものを救うこと=「慈悲」に特化しています。カルナ・キは、慈悲の聖なる心に近づき、一体となるためにカルナ・キのエネルギーとシンボルを用いるヒーリング瞑想の実践法です。

カルナ・キの基本原則は、自己・他者双方の癒しに向かう「慈悲」の体現です。そして、全ての生き物に対して、癒しと慈悲を送ることです。

カルナ・キは、レイキと同じく手当てヒーリヒーリングの技法です。また、カルナ・キには、スキャニング(カルナ・キⅠ)、チャンティング・トーニング(カルナ・キⅡ)といったいくつかの側面があります。

カルナ・キは、宗教ではありませんが、カルナ・キを使っている時、高次の存在から癒しと導きを受けていると感じる人は少なくありません。カルナ・キを継続的に実践していくことにより

イエス、聖母マリア、観音、セント・ジャーメインなどの高次元マスターたち、天使や大天使などからの純粋な高次の導きをはっきりと意識できるようになり、つながりも強くなっていきます。大抵の人は、自分自身の個人的な信念体系に近い特定の種類の導きのエネルギーを自然に受け取ることができるものです。

カルナを実践すると導きを受け取る能力が強化され、今まで知らなかった高次の存在に出会うことができ、そのエネルギーと導きを受け取れるようになります。

 

カルナ・シンボル

カルナ・キには13のシンボルがあります。カルナⅠで4つ、カルナⅡ4つ、カルナマスターで5つです。

カルナシンボルは、レイキ(臼井レイキ)シンボルと基本的に同じ使い方で使えます。セッションを始める前にカルナとの繋がりを得るために描いたり、ヒーリングの前に、掌に描いたり、ヒーリーの身体に描いたりできます。

カルナ・シンボルは、カルナ・キで使える異なる周波数のヒーリングエネルギーを活性化させる鍵です。

 

カルナ・キⅠ

4つのシンボルとマントラ、シャドウセルフの癒し、シャドウセルフの癒しの瞑想、スキャニングを学びます。

 

第1のシンボル

細胞レベルで癒す。過去世の問題を癒す。幼児虐待を癒す。大天使ガブリエルの援助を求めることができる。その他。

 

第2のシンボル

シャドウセルフを癒す。無意識のパターンを癒す。性的・肉体的虐待を癒す。霊的・心理的攻撃を取り除く。第2シンボルは、強力な癒しの道具です。その他。

 

第3シンボル

人間関係を癒す。良い習慣を身に付ける。中毒を癒す。慈愛の行為を身に付ける。霊的存在にコンタクトする。

 

第4シンボル

下位のチャクラを癒す。頭をクリアにする。部屋のネガティブエネルギーを取り除く。上位のチャクラと下位のチャクラの調和をもたらす。決意と完成を創造する。物質的ゴールを明示する。セッションの終わりに使用できる。