こんばんは、Jayです。


悲しいですが、毎年海で溺死のニュースが流れますね。
溺れる主な要因に“rip current”があります。

“rip current”「離岸流」

“rip”=「激しい」、「切り裂く」
“current”=「潮の流れ」

離岸流」とは、読んで字のごとく「岸から離れて行く流れ」の事です。

波は岸に打ち寄せますよね。
離岸流は波の合間を縫うように沖に向かう流れです。

離岸流に入った人間は、自分がドンドン岸から離れていく事に気付いて焦ります。
そして、戻ろうと岸に向かって泳ぐのですが全然岸に近づけずに力尽きて溺れるのです。

流れはとても速く、水泳オリンピック選手でも離岸流に逆らうのは難しいです

実際に映像を観てください。


このように波の合間を縫って沖に向かう強い流れが発生するのです。

では自分がドンドン沖から離れて行っているのに気付いたらどうすればいいのか

1.落ち着く事
永遠に流されるわけではありません。必ず“離岸流”の流れは終わるので、焦らないでください。

2.“助けを呼ぶ”か“岸と平行に泳ぐ”
ライフセーバーに助けを求める。
もしくは離岸流の幅は長くても数十メートルと言われています。
ですので、岸に向かって泳ぐ(体力の無駄遣い)のではなく、岸と平行に泳いで離岸流から抜け出しましょう。
そして抜け出せたら岸に向かいましょう。

さらに詳しく知りたい方は↓こちらの動画をどうぞ。(英語ですが字幕付きです)



こちらはフロリダの大学教授が解説をしてくれています。(英語で字幕はありません。リスニングを試すのにオススメです)



離岸流の場所を見つけるポイント
波が立っていない(↑の教授が解説ビデオにわかりやすい画像があります)
ゴミなどの浮遊物が沖へ流されている
などなど

海上保安庁のページで詳しく解説されているのを見つけました。
離岸流 海保マリンレジャー - 海上保安庁 海洋情報部

海に行かれる方、ぜひ安全で楽しい時間をお過ごしくださいませ かき氷

Have a wonderful evening うみ