アメリカの運動会

こんにちは、Jayです。


今日は「体育の日」ですね
ですので、私の小学校時代の「運動会」をお伝えします。

日本の運動会とはずいぶん違います。
“Festival”（お祭り）です。

開幕のホーンと共に生徒と親と学校関係者が一斉に手に持っている風船を放します。
学校内の至る所でいろんなイベントをやっていて、“○○時に△△に参加しなくてはいけない”という事はないので各自が好きな時に好きなイベントに参加します。（イベントによっては有料）

いくつかどんなイベントがあるかご紹介します。
・三輪車でバスロータリーを使ってレース（たしか無料）
・スピードガンコンテスト（有料：自分がどれくらい速い球を計れるか計測。計測したらベースボールカードに記入されて貰える）
・ボールを投げてピン倒し（有料：）“ＶＳ嵐”のキックスナイパーの投げるバージョン）
などなどたくさんあります。

ここで２つほど細かくご紹介します。

・リレー競走（無料：と言っても日本のリレー競走とはちょっと違います）
６～８人ほどのチームで一人一人が羽を１本持っています。
数十メートル先には椅子に置かれた分厚い丸い形の発泡スチロール。
その発泡スチロールにはネイティブアメリカンの顔が描かれています。
羽を持って行ってネイティブアメリカンの頭部分に刺して戻って次の人と交代。
一番最初に全部の羽を刺し終えたチームが勝ち。
はい、今では完全に「人種差別」です！！
おそらくもうやっていないでしょう。


・的に当ててドボンゲーム（有料）
大きな壁にソフトボールより少し大きい赤い的があります。
壁の裏では的から伸びている長い板があって、その先に大人が座っています。
さらにその大人の下には大きな水槽があって、見事的に当てると連動している長椅子が外れて大人が水槽へ大きな水しぶきと共に“ドボン”しますｗ
投げられるボールは１人３球。

小さい的ですし、板に座っている大人が茶化すので中々当てられる人はいません。（平均すると１０～２０人に１回くらいでしょうか）
一人の大人が数回“ドボン”を経験すると次の大人と交代です。（テキサスは暑いので、おそらく落ちても風は引きません。むしろ気持ち良いかもｗ）

私の前に並んでいた人が“ドボン”を成功させました。（目の前で“ドボン”が観られるのは光栄でした）
数回“ドボン”を経験したらしく、私の番が回って来た時に新しい大人と交代。
私はさっそく茶化されました。
「おし、そこのおちびちゃん。的まで届くのか？当てられるもんなら当て…ドボン！！」

奇跡が起きました。
交代した大人の初球、しかも相手がまだ挑発している途中に落としましたｗ
その瞬間並んでいた人達や周りで観ていた人達から歓声と大爆笑が起きました。
気分爽快！！ｗ

日本式の運動会も好きですが、アメリカ式の運動会も楽しかったです☆

Have a wonderful “体育の日”