スプラッシュマウンテンに乗る。
滝つぼに落ちる瞬間。
うわっ!
後列から叫び声が上がる。
黒い毛むくじゃらの物体が前から飛んできたのだ。
慌てて手で払いのける。
「システム調整を致します」のアナウンスと共にアトラクションは止まり、
水に落ちた黒いかたまりを、キャストさんが長い棒で拾い上げる。
棒の先には、水も滴る私のウィッグ・・・・・・
という恐ろしい光景を、ヅララーの皆さんは、
誰しも想像したことがあるに違いない。
しない?
私も娘も、絶叫系は余り得意ではない。
妹は余裕で乗る。
スプラッシュだったら、滝つぼに落ちる前にポーズを考え、
カメラに向かって決めポーズをし、
出口のモニターでちゃんと写ってることを確認して(ただし買わない)
満足しちゃうくらいの余裕である。
去年、私と妹と娘の三人で、
ウィッグで絶叫マシンに乗ったらどうなるかの検討会を開いた時、
「じゃあ私が隣に座って、片手でバンザイをして
反対の手でウィッグをはっしと押さえて写真に写ってあげる」
と言ってくれた、頼もしい妹である。
が、日程が合わず、今回は同行できなかった。
耳当て付の帽子を被って、ひもをしっかりしばって絶叫系に乗ることにした。
(冬で良かったよ。ウィッグにひもを付けないで済んだ。)
しかし、飛びそうになるウィッグを手で押さえる写真というのも、
捨てがたいではないか。
こんなチャンス、今しかない!
とは思うのだが、私にとってスプラッシュマウンテンは罰ゲームである。
手すりから手を離したことがない。
ウィッグを押さえられずに飛んじゃったら大惨事だ。
やっぱり帽子を被って乗ろう・・・
でも手で押さえるのもやりたい・・・
という葛藤の末の写真がこちら。
飛ぶはずのない帽子を両手で押さえる、という、
中途半端な写真になってしまった。
貴重なネタ写真のチャンスを逃してしまった。残念!
でも、スプラッシュ、初めて手放しで乗れたんだよ!
ウィッグじゃなかったら、こんなチャレンジしなかったよ!
ウィッグのおかげでスプラッシュマウンテンを克服できた(*^^)v
もう一つ、
3Dシアターのメガネ、普段からメガネをかけている身には非常に使いにくい。
手で押さえていないとずれそうになる。
けどウィッグで3Dメガネが押さえつけられてぴったりフィット、
ずれる心配がない。
これは本当に便利でした。
妹へ
次回シーに行くことがあれば、タワーオブテラーご一緒させていただきます。
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