カラーフィルター

あけましておめでとうございます。

昨年はたくさんの方に覗いて頂きとても励みになりました。ありがとうございます。

ちょっと出遅れましたが、今年もまた気付いたことを書けるまで書いてみたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

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年初めなのですが、去年の書きかけの内容です(;^_^A

前回カラーフィルターが登場したので、その話に突入です（笑）

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今日は鑑別の一助となる道具、「カラーフィルター」についてです。

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この道具は別名を「エメラルドフィルター」といいます。

というのもこのフィルターは、昔、エメラルドの本物と偽物を見分けるために作られました。

本物というのは当然鉱山で採れたエメラルドで、偽物が、その他の緑色の物体です。（笑）

緑の物体とは、緑のガラスとか、一見エメラルドに似ているものです。

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これを通して見ることによって、本物、偽物の区別が付きます。

それぞれどのように見えるのかといいますと、

フィルターは黒っぽいので当然なのですが、偽物の模造石は、ただただ暗くみえます。（笑）

それに比べ、本物のエメラルドは暗いながらも、不思議な事に赤みのある暗赤色や微赤色にみえます。

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なぜか

それは、このフィルターとエメラルド本人（石）に秘密があります。

まず、このフィルターは赤色と黄緑色の一部分のみが透過するように作られています。

ということは、、、、このフィルターを通して見ると赤みを感じるということは。。。。。。

エメラルドから赤い光が出ているということを意味します。

本物のエメラルドは肉眼では緑にしか見えませんが、実は、あの緑の中に赤い光も隠れています。

これがエメラルド本人（石）の秘密です。（笑）

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フィルターを通して石を見た場合、本物も偽物もどちらも暗く見えるのですが、赤味があるかないかの違いは結構大きく、一般の方でも慣れれば比較的簡単に区別が付きます。

このように、これを使えば、大きな鑑別器具を持っていけない鉱山などでも本物と偽物の区別が付きます。

ただし、天然物ですので、本物でも赤みを感じられないものもあります。（常に例外があるのが「天然」らしさが出ていますね！（笑）

ということで、このフィルターはあくまでも、簡易鑑別の一助的な存在です。

つづく。。。。。