「変態村」のスタッフがつくったやつなので変態島。
とうぜん原題はどこも変態じゃありません。「Vinyan」という原題の意味はタイ語で「魂、幽霊」などといった意味。


ストーリー(ウィキペディアのコピペ)

建築家のポールとその妻ジャンヌは、一人息子のジョシュアが半年前に津波で行方不明になり、生存が絶望視されている事実を受け入れることができず、そのままタイのプーケットにとどまっていた。

ある日、ミャンマーの現状を伝える慈善活動の記録ビデオを観たジャンヌは、そこにジョシュアの姿を見つける。ポールは疑わしく思っていたが、ジャンヌの気持ちを察し、2人で現地に息子を捜しに行くことにする。ところが、なかなかジョシュアを見つけることができない苛立ちと、行く先々での様々な体験でジャンヌは徐々に精神を崩壊させていく…。




感想
とっても面白くなかった。なにも変態が出てこない。前作はそれこそ村人全員が変態というかキチガイだったので緊張感のある話だったんだけれど、今回はみんな割と常識人だ。

というのも、きっとコレって欧米の人がもってるアジアの神秘的なイメージで片づけられてるんだよね。
ミャンマーとかアマゾンとどう違うんだよってレベルの扱いだったし。
土人はいるだけでキチガイホラーっていう感覚なんだろ。H・P・ラヴクラフトとかもアジア人を非常に不気味がって恐れていたらしいし。


ストーリーとかはなんもない感じ。
メンヘラ女が夫を南蛮引きずり回して頭おかしくなってって、「あの子を解放して」とか夫に言い出してジャングルの奥地で遭遇した謎の部族(白塗りの子供がゴキブリのごとく大量にでてくる)に夫を殺させて子供の群れにまとわりつかれてケタケタしておしまい。そんだけ。


いやまぁ、俺もミャンマーこんな感じだと思ってるし、アフリカに電気とおってないと思ってたクチだから大きくは言えないんだけどね。アジア人がみても面白い映画ではないだろーなぁって言うと腐れ映画オタっぽいけど、実際アジア人動物園みせられただけでつまんなかったんだもん。