今日の虎ニュース特大号
原巨人をあざむき、落合竜に地団駄を踏ませる。試合前のメンバー交換での先制攻撃。そんな痛快なシーンを思い浮かべながら、真弓監督は不敵に笑った。
「右と左のバランスを考えて、相手がどんな順番できたら嫌かを考えてね。相手の予想と逆が出ていく方が有利やしな」
策士宣言だ。実際に今季の猛虎は、先発候補がバラエティーに富んでいる。久保、能見の2枚看板に加え、昨季11勝のスタンリッジ、同4勝で2年目の飛躍が期待される秋山、左ひじ痛が完治した岩田、ルーキー左腕の榎田も開幕ローテが目標だ。さらに、メッセンジャー、ベテランの下柳、安藤…。左が4人、右が5人と偏りはない。
「能見や久保の他にもローテを守ってくれる投手が出るんじゃないか。あまり表裏がないローテを組める」と指揮官の期待も膨らむ。
その上で、多彩な陣容を生かすべく「相性のよさもあるだろうけど、何とか苦手を克服してほしい」と要求。昨季のローテ編成は相性のよさを優先し、たとえば、GD戦は、滅法強い能見をぶつけた。判断基準が明快なだけに、相手は阪神の先発ローテを読みやすい状況だった。
そこでそれぞれが不得手なチームをなくせば、敵の先発予想に迷いを生じさせられる、というわけだ。
さらに勝負所では奥の手も用意する。「(登板する)その日まで分からないことが出てくるでしょう」と左右の先発候補を同時に準備をさせ、当日に相手の出方を見て先発を決定。駒の多さをフル活用する。
「去年まではしっかりローテを予想されていた。今年はそういうことはないかな」
これまで後手を踏んでいた情報戦を制し、6年ぶりのリーグ優勝をたぐり寄せる。
文・SANSPO.COMより転載
今シーズンはローテーション候補が
たくさんいますね
もちろん
久保・能見の両輪に・・・
長くなりましたが
これだけのいい投手が
タイガースにはいるということです
期待しましょう
byHIRO22