日本語を考えながら英語を作る | ネイティブ英語のススメ

ネイティブ英語のススメ

「知識ゼロ」の状態から、ネイティブと「対等」に話すためのビジネス英語を学ぶ

英語を話すときは、ネイティブと同じく文頭から順番に作れるよう訓練しなくてはいけません。

例えば言いたい日本語を思いついた際、

それを頭の中で全て英語にしてから話し始めるというのでは遅すぎます。


そうではなく、言いたい日本語を思いつく作業と、

英語を口から発するという作業を同時に行ってください。

これは一人同時通訳をやっているようなものです。


具体的にどういう事かと言いますと、分かり易く例をだして説明します。


「彼女は昨日、あそこのベンチに座っている男と話していた。」


この文章を作る際、頭の中で英語に全部転換してから喋り始めると相当な時間がかかってしまします。


「主語は誰にしようかな?この文章は関係代名詞にしようかそれとも分詞を使おうかな?時制はどうしようかな?」等、

これらを全て考えていては、喋り始めるまでに十秒以上はかかってしまうでしょう。

実際、ネイティブはそこまで待ってはくれません。


なので思考を変えてください。

つまり、話しながら次に繋げるフレーズを考えてください。


上の文章が思いついたら、She was talking to the man yesterdayと話し始めてしまいます。

その間に「あそこのベンチに座っている」をつなげるにはどうすれば良いかを考えます。


そしてto the man yesterdayまで話したときに、

「the manを先行詞として関係代名詞か分詞が使えるな」と発想できるのです。

そして、

who is sitting on the bench over thereか、
 
sitting on the bench over there

を話します。


こういう思考をもってスピーキングの練習をしてください。

もちろん最初はスラスラ話せません。

恐らく、She was talking to the man yesterdayでストップするでしょう。

全く構いません。

もし関係代名詞が思いつかなかったらそこで文章を終わらし、

He is sitting on the bench over there.と言っても通じます。


これは慣れの問題です。

何度も作って、無意識に関係代名詞が口から出てくるまで練習してください。

その為にも先ずは文法知識を蓄え、

自分が関係代名詞を作るための元となる例文暗記をするのです。


これで私が文法知識、例文暗記、自分で文章を作るべきだと主張する理由がお分かり頂けたかと思います。


多くの「英語を喋れる?」と豪語している人は、

英語が話せるようになるための具体的な思考法を知りません。


感覚的に何となく話しているからです。

そして英語を教える際は、ネイティブがよく使うフレーズや、

シチュエーション別の決まり文句の英語を教えるという事に終始するのです。


これではいつまでたっても中級者レベルから上へはいけません。


英語を本当に自由自在に話せるようになりたければ、プロから教わるべきです。

つまり、同時通訳者や翻訳者といった、本当の意味で英語を極めている人たちです。

(ただし母国語が日本語の人に限ります)



私が運営しているサイトですが、中上級レベルの文法をアップロードし終えました。

これらの文法を全て暗記すれば、英会話に必要な文法は全て網羅できます。

しかも、大学受験の文法セクションも問題なくクリアできるレベルです。

見れば分かると思いますが、疑似関係代名詞や同族目的語等

やや高度な文法も含んでいますが、会話では良く使われます。



(ただし、単語は別に覚えてください)


http://www.honmono-eigo.com


これらを全て無料で提供しております。

次は、スピーキングセクションを中上級までアップロードするつもりです。

勿論、上記の思考法も各セクションごとに含むつもりです。