ふらふらしていましたが,糸島訪問についての記事に戻ります。
 
もう3週間近く前になりますが,福岡県糸島半島を訪れました。
 

 
日本三大玄武洞の一つがあると聞いては,行かずにおれません。
 
日本三大玄武洞とは,
唐津の七ツ釜,
兵庫県豊岡市のその名もずばり,玄武洞と
糸島の芥屋の大門(けやのおおと)
 
私は,豊岡のものしか言ったことがなく,
「玄武洞」って豊岡の地名というか,
固有名詞だと思っていましたチュー
 
遊覧船が出ていると知り,
朝一番の便を目指して船着き場へGOビックリマーク
 

 

 

 

玄武岩質のマグマが,花崗岩層突き破って出るときに,
柱状節理を作ったらしいです。
 
そして,それが波の浸食を受け,青の洞門のように,
船で中に入れるらしいラブラブとわかり,ワクワク音譜
 
青の洞門てカプリが有名ですが,いろんなところにあるみたいですね。
マルタで青の洞門の中に入った時のことを思い出しました。
 
リンクしようとして,記事にしていないことに気が付きました。
一枚だけ写真を載せます。
これは玄武岩ではなく,マルタストーン,石灰岩でした。

 
芥屋の港
観光船 スタンバイしています。
釣り人多数
満潮でした。
 

 
遊覧船は,2人以上集まらないと出航しないということなので,
ドキドキして待っていたら,
何人か来られて,無事出航。
でも,風が強くて,洞門の中には入られず。
 
南西の風だったら吹いていてもいいんだけど,と船長さんの言葉。
やっぱり,入れるのは,夏のうちだけみたいです。
 
 

 
案内所が開くと,すかさず猫がやってきます。
けっこう,猫密度高かったです。
 

 
往きはものすごく波が荒く,胃がひっくり返りそうになりました。
窓も開けてはいけないというお達し。
 

 
窓を通して,見た大戸
 
確かに柱状節理の洞門が見えます。
あの中に入るのは,こんなに波があると,無理ですね。
 

 

 

 

 

 

 

 
これは花崗岩かな?
帰りは波に乗るせいか,穏やかなクルーズでした。
 
 
 
船を降りてから,やっぱり陸からもアプローチしようと,
遊歩道を歩きました。
 
 
東側から見た,芥屋の大門
 

 

 
鳥居が海に向かっています。
 

トトロに会いそうなトンネルを抜け,
海岸へ降ります。

 

 

 
黒磯海岸からは,芥屋の大門の南面が見えます。
 
しばらくすると,次の便の遊覧船が見えてきました。
 

 
やっぱりすごい波ですね。
沈みそう。
 

 
地球のマグマと,
こんな波の力で,景観が作られたんですね。
そして,今も進行形で。
 
今年は,東尋坊,ジャイアンツコーズウェイ,芥屋の大門と
3つも柱状節理を見てしまいました。
地球の息吹というか,
エネルギーを感じたいい年でした。(すでに過去形びっくり