韓国から日本へ現金を持ち出すことに関して、いろいろとネットで情報を集めていたけど、これという有益な情報を見つけることができなかったので、私は今回かなりの授業料を払って、日本へ現金を持ち出しました......^^;
なので、今回在韓の人が日本帰国時などに、現金を持ち出す方法に関して、自分で体験したことを交えて記録しておこうと思います。
韓国から日本へお金を移動するにはいくつかの方法がありますが、まず一番最初にボーダーとなるのが、<金額>となります。
ある程度まとまった額を手持ちで移動させようとすると①韓国から持ち出す、②日本に持ち込む、この2つの問題をクリアしなければいけません。
海外旅行の際にも手にする出入国書類にもあるように、一定金額以上の持ち出しor持ち込みの場合、申告が必要となるからです。
韓国からの持ち出しに関しては、米ドル換算にして、10,000ドル(韓国語︰ブル)以上は韓国出国時に税関に申告が必要となります。
なので米ドル換算で10,000ドル以下の金額であれば申告は不要なので書類も不要です。
今だと日本円にして100万円ぐらいになるかと思いますね。
もし米ドル換算で10,000ドル以上の現金を申告せずに持ち出そうとすると……
恐ろしいことに没収とのことですよ!
注意しましょう!
気をつけたいのはカジノなどで一山当てた人。
この申告を行わず、空港で没収されるケースがあるみたいです。
では申告すると何か手数料や税金などが加算されるのか?
答えは……一切無料です。
ならば申告して安心して持ち出し&出国したいですよね。
ただしここに盲点があるんです!
じつはこの申告には銀行が発行する書類「換金証明書」が必要なんですよーっ!
これがないと空港の税関で申告することが出来ません = 持ち出すことが出来ないんです(泣)
日本へ帰国する場合、韓国国内で日本円に両替してから出国をするかと思いますが、申告に必要な換金証明書は【銀行】でのみ発行が出来ます。
万が一、街中の両替所などで換金してしまうと、両替商ではこの「換金証明書」は発行できないので、逆立ちしても税関での申告が出来なくなってしまうのでご注意を。
もし申告が必要な額の持ち出しを予定しているのであれば、銀行で日本円に両替し、その際に必ず「換金証明書」を発行してもらい、韓国出国時に空港の税関にて手続きしましょう。
出国時の手続きは出入国審査の前に税関があるので、そこで行います。
これは銃器や薬物などの不正取引や不法行為による資金かどうかを見極める目的があるので、申告の際にはそのお金の出処を必ず聞かれます。
在住歴がそこそこあり、韓国で働いていたのであれば、退職金や住宅の保証金だと説明すれば問題ないと思います。
もう一つの方法は、一番オーソドックスに銀行で海外送金してしまうことです。
海外送金の場合、安くはない手数料がかかってしまうけど、大金を持ち歩く不安や申告などの手続きが不要なので、帰国準備に時間が避けるのであれば、予め銀行で海外送金してしまうのが楽かもしれません。
この海外送金に関しては、また別途アップします。
<韓国からの現金持ち出し プチまとめ>
①大きくわけて現金を携帯して持ち出す方法と海外送金の2種類がある!
②現金を携帯して出国する場合、米ドル換算で10,000ドル以上は申告が必須!
③申告には銀行のみで発行される「換金証明書」がないと申告不可!