慶州ツアー2日目。
ホテルを出発してやってきたのは「石窟庵」です。
こちらはユネスコ世界遺産で、慶州観光の必須ポイントになっているんじゃないかと思います。

この石窟庵、統一新羅時代の751年に宰相である金大城により創建され、当初は石仏寺と呼ばれていたそうです。
韓国の古事記のような存在である「三国遺事」には金大城が前世の父母のために創建したとあるようですよ。
(現世の父母のために創建したのは仏国寺だと言われています)

門をくぐり、ご覧のような散策路を10分ほど歩きます。

石窟庵が見えてきました~
正直さほど大きくはないので、普通のお寺となんら変わりない感じがしますね。

この建物の後ろに石窟庵があります。
以前はむき出しの状態だったそうですが、その後の改修工事などにより、今はガラス窓で仕切られ、外光が入らないよう木造の前室があります。

入口にある国宝24号であることの碑。

こちらが石窟庵の前室(入口)です。
内部は撮影禁止となっていて、ガラス越しに見学することになっています。
中には本尊仏があり、その周囲には菩薩像、四天王像などがぐるりと配置されているんですが、ガラス越しということもあり、あまり見えませんね^_^;

ちなみにこの石窟庵がある場所は、吐含山(トハムサン)という山の中です。
かなりの高さにあるので、空気が澄んだ晴れの日には海まで見渡せるんだとか。

この石窟庵は日本統治時代に発見され、復元に至ったそうですが、その後、紆余曲折があり、再び改修された際には当初の石組とはどこかで違いが出てしまい、石の数が合わなくなってしまったんだそうです。
そして数が合わなくなった石はご覧のように放置されています。


楼閣にある鐘は一回1,000ウォンで打つことが出来ます。
基本韓国では、3つの祈願をして鐘を打つから通常3,000ウォンという形になりますね。

朝一番でやってきたので、混み合う前に観光することが出来ました。

続いてはやはり同じくユネスコ世界遺産である「仏国寺」へと移動します!