慶北道にある義城(ウィソン)で行われている山茱萸(サンスユ)祭りに来ました。


山茱萸(サンスユ)とはこちらの花です。
小さな花が集合してひとつの塊となっています。
韓国では春と言えばケナリが有名だけど、このサンスユも春を告げる花として人気が高い花のひとつです。


この義城ではこんな風に小川沿いにずっとサンスユの並木道が出来ていて、散策しながらサンスユを楽しむことが出来るようになっていました。


朝方は少し天気が悪かったけど、お昼近くになってきてからは天気も回復!
青い空と山の緑にこの黄色いサンスユがとっても映えるんですよ~♪
うっとり見惚れてしまいます^^


花より団子ではないけど、お祭り会場内では地域の食研究をしている婦人会によるお餅の試食が行われていました。


この黄色いお餅にはサンスユが練り込まれているみたいです。
ちなみにサンスユ、ネットで調べたらヨーグルトを作る木とお仲間らしいです。
なので、このサンスユからもヨーグルトか作れるみたい!
一度食べてみたいですね。
(残念ながら会場では見かけませんでした)


他にもきれいな水を活かしたお豆腐もあります。
このお豆腐、実はこの会場で作っていたんですよ。
おじいちゃんとおばあちゃん、2人で力を合わせながら作っていたのが微笑ましかったです。


そしてお豆腐のお伴、お豆腐をつまみにして飲むといえばマッコリです♪
こちらのサンスユの名前がついたマッコリが販売されていましたが、私はこの後も用が入っていたので、今回は飲むのも買うのも我慢......
味わってみたかったぁ。
次回こそ、絶対飲みます!買います!(笑)


他にも豚の丸焼き~
お祭りの楽しみはこういった地域ならではの食べ物巡りにもありますね♪


お祭り会場内で、野菜の下処理をしているおばあさん。
販売用のようです。
販売といっても、おしゃべりしながらお祭り自体を楽しんでいる感じがしました。


お祭り会場の一角ではファミリー達がハイキングしていましたよ。
子供達は絵を描いたり、ゲームをしたり......
こんな時間を過ごすのも悪くないし、思い出に残ると思います。


他にも韓国の伝統遊びがあったり、こんなリンボー用のポールがあったりと、子供達が駆けずり回ってました。
のびのびと遊べて子供達のストレス発散にもなっているのかも?!


子供達向けの遊びだけではありません。
こちら「のど自慢大会」です。
今週末にはTVプログラムの「のど自慢大会」もこちらで開催されるとのことで、みなさん腕試しをしているようです。
この「のど自慢大会」、結構景品が良かったですよ。


この義城はサンスユだけでなく、りんごの名産地でもあるらしく、会場にはたくさんのりんご農家が販売を行ってました。
もちろん試食も大盤振る舞い!
日本のりんごのような甘みの強いりんごが多くておいしかったです♪

この山茱萸(サンスユ)祭り、今週の日曜日までの開催ということです。
ソウルから行くなら東バスターミナルからバスで向かうのが一番便利のようです。
もし週末時間がある方は、ちょっと遠出してみてもいいかもしれませんね。