4-3.3クール目以降 | 33歳 大腸がんになっちゃった

33歳 大腸がんになっちゃった

33歳でS状結腸がん(ステージ3a)になった女性会社員の日記です。
自分の経験がお役にたてればいいな、と思い、作成しました。

 < 3クール目開始前 >

    2クール目後 主治医M先生と交渉し(?)、薬を5錠から4錠へ減らしてもらいました。
 1.5センチくらいの大きい薬を飲むのが苦痛だったし、副作用のだるさもあったから、思い切って減薬希望しました。先生は渋々了承してくれました。しかし、5錠でも4錠でも「効果は一緒ビックリマーク」らしく、 たくさん薬を飲ませるのは製薬会社の売り上げのためか~はてなマークと思ってみたりシラー(まぁ、製薬会社が儲かれば新薬開発も進むわけですが・・・)。

< 3クール目以降 >
   薬を4錠にしてから足の皮めくれ 以外の症状は良くなりました音譜
  体の副作用が落ち着くと、メンタルの不安が大きくなりました。3クール目以降はメンタルへの副作用(?)と戦っていた気がします。

  1クール目から、健康な人に引け目を感じ、会社でも周りの人と比べては辛い気持ちになっていました。でも、1,2クール目は仕事や薬の副作用に慣れるのに精一杯 。そこで、3クール目頃から徐々にメンタル対策をしました。

  《メンタル対策》
  ①「働くがん患者の会」への参加
 
    「働くがん患者の会」をネットで探し参加しました。この会は、がん患者が仕事との両立の悩みや、就労の悩みなどを専門家、がん仲間とともに話し合うものです。仕事している患者=20代~40代の方が多く、乳がん、大腸がん等の方が参加してました。私よりつらい治療の方ばかりで 申し訳ない気持ちになりましたが、健康な人との空間にはない「ありのままの自分でいられる場所」だと感じました。専門家は社会保険労務士(がん経験者の方でした)、看護婦さん等、プロの方のアドバイスを安心して聴けるのも良かったです

 ②休薬期間に自分へのご褒美

   対策というほどでもないですが 休薬期間によく自分へのご褒美をあげて 気分を保ちました。2週間薬を飲むのが本当に嫌だったので 、休薬の1週間はパラダイス とばかりに友達と遊んだり、好きなケーキを食べたり 自分を甘やかしました。私はキルフェボンのケーキを食べるのが楽しみで休薬期間ごとに1つずつ食べてました また、抗がん剤治療終了時には、豪華温泉旅行と指輪 を旦那さんにお願いし、それを励みにしてました。ただでさえ辛ーい治療をしてるんです!ちょっとくらい甘やかしてもいいですよね

 ③気持ちをノートに書きだす

   抗がん剤治療中、周りの友人達は妊娠ラッシュでした(半年で5人くらい)。とーってもおめでたいことで嬉しいのですが・・・子供がほしい私にとって、そして、抗がん剤治療中で子供を禁止されている私にとって、喉から手が出るくらいとーーーってもうらやましい報告でした。
人生最高に幸せな友人 と、がんでどん底状態 な自分の落差は大きすぎて、妊娠報告を聞いた日の帰り道はよく泣いてました 毎月妊娠報告を聞くたび帰り道で泣き、ノートに気持ちを書き続け、気持ちを消化していきました。ひととおり泣いて書き出したら、最後は前向きな言葉で締めくくれることが多かったように思います。

< 補足 >

 私は将来妊娠を望んでいたので、生理への副作用がとーっても心配でした。(生理止まったら抗がん剤治療も止めるつもりでした)。結論的には、少し遅れがちでしたが 生理は月1回ちゃんと来ました よかったです!