JR東日本が豪華寝台「四季島」を公開
JR東日本は、豪華寝台列車「トランスイート四季島」の車両を公開、高額消費の取り込みだけでなく、沿線エリアの「走る広告塔」としての役割も担います。
四季島は2017年5月から運行、3泊4日コースは上野発着で北海道や東北、上越など約2300キロメートルを周遊、最高級客室「四季島スイート」はメゾネットタイプで、中2階部分にはひのき風呂のバスルームを設け、料金は1人95万円。
最高級のサービスを実現するために、横揺れ・縦揺れを軽減するセンサーなど車両技術を向上させたのも特長で、最近の個人消費は節約志向が強まる一方、体験重視の「コト消費」が盛り上がるなど二極化が進み、JR西日本や近畿日本鉄道も豪華列車を投入する予定です。
JR九州は博多発着の「ななつ星in九州」を2013年10月から運行しており、2016年10月~2017年2月出発分の予約倍率は、平均24.1倍と依然高い人気を誇っています。(nikkeiより)
JR九州が仕掛けた豪華寝台列車の人気に注目して、JR西日本、JR東日本が相次いで豪華寝台列車を投入、シニア向けの豪華な旅行の取り込みと走る広告塔の役割を担います。