今日は酷い試合でしたね。
本当にプロの試合なのかっていうくらい酷かった…
このチームはいろいろな意味でJ1に上がれる器ではないと改めて思いました。
いまのチームは正直言って、結果を出すことが全てのチームだと思います。
それは選手補強の過程や、ヴェルディに集まった選手の顔ぶれからも言えると思います。
結果を出せなければ、はっきり言って何の意味も無い。
今シーズンの残りもこのような戦い方を続けていって、結果的にJ1昇格を果たせなかったら、一体このチームには何が残るのか。
とにかく今年1年の戦いに何らかの価値を見出すには、J1昇格を果たす他に方法は無いと思います。
そして夏休みだというのに、日本サッカーの聖地・国立だというのにガラガラのスタンド。
今日のオークションだとか、この前やっていたDVDのスタンプラリーだとか、ヴェルディファンやサポーターの為の仕掛けはあっても、これからファンになるかもしれないであろう一般のお客さんや純粋なサッカーファンに対してのサービスは皆無。
今日スタジアムに来てくれた人をリピーターに、そして将来的にはサポーターにしていくようなきっかけ作りをしていかないと。
毎度毎度、試合2日前に駅前でチラシ配り。
味スタではハーフタイムに、ヴェルディのレプリカを着た人たち「だけ」が参加する「アメーバー、チャレーンジ!」
もう、アホかと。
500本限定のタンブラーが今さらなんなのよ。
もちろん、それで結果が出ているなら良いと思うし、チラシ配りに参加しているサポーターの皆さんは本当に素晴らしいと思う。
常に応援し続けているファンに喜んでもらおうとするのは大事だけど、でもそれは当たり前のこと。
けど現状は会場や試合時間、対戦相手を問わずスカスカ・ガラガラ。
そんなことばかりやっている場合じゃない。
前に観客動員についてのTBを受けて、フロントの方が「試合内容や勝利こそが何よりも大事」みたいなことを言っていた。
チームの勝利や成績が何よりの起爆剤となることはよく分かる。
僕がまだ地元北海道に住んでいた1997年、圧倒的な強さでJFLを制しJリーグ昇格を果たしたコンサドーレ札幌の盛り上がりは本当に凄かった。
けれど残念ながら今のヴェルディは結果を出せていないのが現実。
それなのに、「結果が…」なんて言ったところで、言い訳以外の何物でもない。
理想ばっかり追って、現実を見ていない。
これ以上ガラガラ状態を続けていたら、それこそ味スタや国立にも失礼だと思う。
席があれだけ空いているんなら、毎試合スタジアムの近くの地域の人たちを招待するとか、東京はあらゆる土地から来た人が住んでいるところなわけだから、例えば(賛否両論あると思いますが)今日だったら愛媛県出身の東京都民は無料だとか、もっともっとスタジアムに人を集める工夫をしないと。
あと試合告知をもっと早いタイミングで行ったり、試合告知のチラシ持参の人は前売り料金(もしくはそれ以下)で入れるようにするとかしてもいいと思う。
普通に考えて2日前の夜にチラシを貰ったとしても、前売りを買えるタイミングなんて試合前日しかない訳だし。
そんな限られた時間で、都合のつく知人を誘って、なんて無茶な話でしょう。
とにかくスタジアムに来てくれるきっかけ自体をもっと増やしていかないと。
それと、先ほども言ったようにそうやって来てくれたお客さんをいかにヴェルディに、もしくはサッカーあるいはJリーグに取り込んでいくか。
試合内容ではなかなかお客さんを掴めない今、もっといろいろな工夫をして、サッカー観戦が楽しいと思ってくれる様々な仕掛け、引っ掛かりを作っていかないといけないと思う。
このあたりは非常に難しいところだとは思うが、けれども何もしなければいつまで経っても何も変わらない。
例えばこの前やっていたスタンプラリーの枠をもっと広げて、1シーズンのうちに2~3回来ただけでも特典があるとか。
ファンやサポーターではなくて、初めてヴェルディの試合を観に来てくれたお客さんの立場でサービスを考えるべきなのでは?
サイン会を初めて観に来てくれた子供達のために開いてもいいだろうし。
クラブハウス紹介のDVDや選手のスパイクみたいな企画ばっかりだと、逆に普通のお客さんをはなっから対象外にしている感じさえする。
それでは絶対にいけない。
もっとサッカーを、スタジアムを楽しんでもらわないと。
色々と厳しい事を勢いで、またきつい言い方で自分の意見を述べたので、これを読まれて気分を害される方がいるかもしれません。
もしそのような方がいましたら、この場を借りて深くお詫び致します。
申し訳ありませんでした。
なぜいきなりこんなことを言うのかというと、実は僕はヴェルディを応援するようになる以前は横浜フリューゲルスのファンでした(サポーターというほどではありませんでしたが)。
当時の本当のサポーターの方々のそれには及びませんが、好きなチーム・応援しているチームが消滅してしまうということの悲しさ、辛さを経験しています。
現在のヴェルディを見ていると、なんだか本当に悪い方向へと進んでいる気がしてなりません。
将来性も全く見えないし、このチームをなんとか立て直してやろうという気持ちも全く見えてこない。
本当に手遅れになる前に、選手やフロントはやるべきことをやらなければならないし、ファンやサポーターも言うべきことを言わなければならないと思います。
だまっていても何も始まらない。
ヴェルディを自分達の手で、心の底から応援できるチーム、そしてもっと多くの人々と喜びを分かち合えるチームにしていければと思います。