コーン, エイミー・リー
MTVアンプラグド

最近、というか大分前からナウなヤング向けの軽薄ミュージックを受け付けなくなってしまったシーナです。
そうかと言って昔ながらのメタボなHR/HMも食傷気味。もう当分CDを買うのは控えようかなーなどと思いつつ、いつもの習慣で立ち寄ったショップで出遭ってしまいました。
MTVアンプラグドのスタジオ・ライヴ企画ということで、アコースティックなKORNっていうのがまるで想像できず即買い。やっぱりわたしのこの病気は治りそうもありません。

発売日は明日という、さっき買いたてのほやほやですが、一聴してこれはいい!とりあえず自分にオススメです。
なんでも収録の2時間前にスタジオ入りして、ほとんどぶっつけ本番で演奏したというVo.ジョナサンのコメントが載ってました。しかもメンバー3人!凄いです。
ドラムもなく余分な贅肉(失礼?)を削り落としたサウンドは、全く別の曲のようでもあり、つぶコーンたっぷりでもあり・・・。
間違ってもカントリー調のほんわかした曲などはなくて、どことなく中近東風やラテン風だったり和太鼓が入ったりというアレンジも素敵。これが本当にぶっつけ本番!?

レディオヘッドCREEPのカバーは、どんなダークな負け犬かと思いきや、繊細なヴォーカルとアコギ&ピアノの組み合わせがなんとも美しい。Twisted Transistor や Throw Me Away など、前作のライヴには入っていなかったアルバムSee You On The Other Side からの曲も嬉しい。
Freak On A Leash サイド・ヴォーカルで参加してるエイミーちゃんは、出ずっぱりのエヴァネッセンスよりも存在感がさらに光ってる感じがしました。