コメントを含め、ブログを読まれた方の反応が少ないのはどうしてかなと考えてみたのですが、粘着気質とか躁鬱気質とか分裂気質とかいう、 『気質の名前』 が、一般的にあまり馴染まないのではと思いました。
どうしても、そのネーミングから 『精神病』 をイメージしてしまい、深層心理として、なんとなく避けたくなるような気持ちがしてしまうのかもしれませんね。
血液型占いのように、国民的レベルで、 誰もが “気質の話” をするようになって欲しいものだと思います。 「俺、粘着やねん」 「分裂はこんなふうに考えるんよ」 「私、躁鬱だからさぁ・・」 みたいな感じで、 日常会話の中に出てくるようになれば良いと思っています。
そういう願いを込めて、このブログを書いています。
それから・・
最近、『粘着』 という言葉が、『粘着男』 とか 『粘着する』 とかいう感じで、よく使われるようになっていて、みなさんの間では馴染みのある言葉になってきたかもしれませんが、この場合の 『粘着』 というのは、『ねちねちする』 とか、『ストーカーのような』 というようなイメージで使われていることが多く、 このブログで粘着気質というときの、『気質の名前』 としての粘着とは、まったく意味が違っています。
それから・・
躁鬱気質は、『躁鬱』 という言葉のイメージから 『躁鬱病』 をイメージしてしまいますが、『躁鬱病』 という意味ではありません。 単に 『気質の名前』 として、捉えていくほうが良いと思います。
同じく、分裂気質も 『分裂』という言葉から 『分裂病』 をイメージしてしまいますが、『分裂病』 という意味ではなく、単に 『気質の名前』 なのです。
クレッチマーが、精神病患者に対して、『精神病と体型との関係』 について、沢山の統計を取った結果、『体型と気質との関係、及び、なりやすい精神病の傾向』 を見つけたということで、 『気質の名前』 も 、精神病と同じネーミングになったということですね。
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このブログを、始めから全部読んで下さったあなたは、自分が何気質なのか、もう解ってきたと思いますが、いかがですか?
“自分の気質を知る” ということは、“本当の自分らしさを知る” ということですね。
これで、各気質の特徴は、ほとんど説明できたのですが、まだ、「それがなんなのだ?」という感じでしょうか?
これから先は、『あの人は何気質かな?』 というテーマで、誰でもが知っていそうな芸能人などの人を取り上げて、その人が何気質なのかを一緒に分析していくことで、自分の周りの人達が何気質なのか、見分ける目を養って、観察する楽しさを共有できたらと思っています。
また、『異なる気質間に起こる問題点』 というテーマで、日常生活でよく経験するような問題について、取り上げていきたいと思っています。
家庭生活や人間関係で悩んでいる方は、とても多いと思うのですが、そのことと『気質』 とを結びつけて考える発想を持っている人は少ないのでしょうか?
読まれた方の反応が欲しいところです。
興味のある方は、ぜひ、コメントをくださいね。
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躁鬱気質は、 いろいろなことに興味を持ち、新しいことにすぐ馴染みます。 変化を好み、変化が無いと閉塞感を感じるという傾向があり、新しいことに熱中しても、つまらなくなってくると、そこから波及して、他のものが目に付いて、そちちの方向に興味が移っていく傾向があります。 結果として、 “深さより間口が広がる傾向” になります。
それに対して・・
分裂気質は、 新しいことには馴染みにくく、変化を求めない傾向があり、特に変化が無くても、躁鬱気質のように、閉塞感を持たないという傾向があります。それに加えて、持ち前の考察力、洞察力があるので、“広がりより深さのほうにいく傾向” があります。 二極性があるということや、人との間に壁を作るということから、人から解り辛いという印象を持たれやすいのですが、話してみると、“深さがある” ので、とても面白いという特徴があります。
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躁鬱気質は、“木見て森見ず” という感じで、“違いのほうに意識がいく傾向” があります。「同じ木でも、松と杉は違うでしょ?」といった発言をします。なので、このブログのテーマである、『気質を3つに分類する』 という考え方は、本来、苦手とします。 10人居たら10人が全部、全然違うタイプの人に見えるのが、躁鬱気質の本来の感性です。 変化を好み、変化に対応する能力が強いのが特徴で、変化が無いとつまらないと感じ、たいへん閉塞感を感じてしまいます。 場に早くとけこめるので、 “人間関係の負荷が低く”、“周りの影響を受けやすい”のが特徴です。
それに対して・・
分裂気質は、“森見て木見ず” という感じで、“共通のほうに意識がいく傾向” があります。 「松も杉も、木という点では同じ」といった発言をします。 なので、このブログのテーマである、『気質を3つに分類する』 という考え方を、本来、得意とします。 それに加えて、“人を見る目が鋭い”ので、少し見ていただけで、「この人は〇〇気質だ」 と、すぐに解ります。 変化に対応する能力は強くはありませんが、普段から“両極のことを考えて用意周到する”という傾向があるので、あまり困ることは無く、対応していけます。変化を好まず、同じ事をやり続けても、躁鬱気質のような閉塞感はありません。 “人間関係の負荷は高く”、どちらかというと苦手です。自分と周囲との間に壁を作り、自己完結しているところがあるので、“周囲の影響を受けにくい” のが特徴です。
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各気質の基本的な価値観は、どうでしょうか。
あなたは、どこに当てはまりますか?
粘着気質の価値観は、“努力” です。 “努力すること” が何より大事で、その “努力” としての “結果” を重んじます。
躁鬱気質の価値観は、 “楽しいこと” です。 “人生楽しければ良い” という価値観があります。何かをするときには、“自分にとって楽しいかどうか” ということが行動するときの重要な動機になります。
分裂気質の価値観は、 “考察すること” “洞察すること” です。 結果よりも、そこに至るまでの “過程(プロセス)” に重要性を感じ、歓びを感じます。
これで、『あなたは何気質かな?』 シリーズは終わりです。
あなたは、自分が何気質なのか、もう解ってきましたか?
粘着気質なのか、そうでないかくらいは、解ってきましたか?
分裂気質と躁鬱気質には、決定的に正反対の気質の特徴が、いくつか有りますので、次のシリーズでは、『分裂気質と躁鬱気質の違い』 というタイトルで、いくつかエントリーしていきたいと思っています。
『気質の違い』 を知っていくことで、『自分らしさ』 を 見つけていきましょう。
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