[WSV]Zepp仙台、あと2年残ります!運営会社と地権者JRで契約延長に合意、12年5月まで | ワールドスポーツビジョン 公式ブログ

[WSV]Zepp仙台、あと2年残ります!運営会社と地権者JRで契約延長に合意、12年5月まで

JR仙台駅東口に隣接するライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」の存続問題で、地権者のJR東日本とゼップ仙台の運営会社「ホールネットワーク」(HAL)は27日、2010年7月に満了する定期借地契約を2年間延長すると発表しました。10年8月以降の存続が危ぶまれていたゼップ仙台は、12年5月上旬までの営業継続が決まりました。HAL側は営業の終了後、施設を撤去した上で、更地にしてJRに返還します。仙台市で記者会見したHALの三浦慶太管理部次長は「双方が望んだ2年間の延長が決まり良かった」と強調しました。ゼップ仙台について三浦次長は「市の文化的な役割を担ってきた自負はあるが、役割を終える時期が来た」とも説明。現在地での営業終了後、移転して業務を継続するかどうかでは「白紙」と述べ、明言を避けました。

ゼップ仙台は2000年8月、約1500人収容の東北初の本格的ライブホールとして整備。10年7月の契約満了を控え、仙台駅東口で再開発構想を検討するJR側が、長期の契約更新が難しいことをHAL側に表明。延長期間や条件などについて、昨秋から両者で交渉が続けられ、市民により存続を求める署名活動も行われてきました。