中国のバス リクライニング事情 | ぱきらの中国(恵州)生活 ブログ

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2012年6月から 2015年7月まで
中国・恵州にある淡水(恵陽)に住んでいました。
日本人の居住者は かな~り少なめ(笑)のなか、
日々の出来事を徒然なるままに綴った日記ブログです。
☆2021年6月~ 河南省開封生活開始。その様子は別ブログにて。

こんばんわ。
ただ今の大阪 気温19℃。くもり。
淡水は26℃でくもりです。

さてさて、

私は中国居住時、
バスを利用して移動することが多かったのですが、


中国と日本でバスを利用した時の大きな違いは、

乗客のみなさんの 
リクライニングの使い方かと思いました。


このくらいは可愛いもので・・・・・


倒したい方は 結構



ガッツリ倒します~ヽ(=´▽`=)ノ


見ていただくとわかるように、
全倒しされると、足元は かなり狭くなります。
急に座席を倒されて、
足が抜けなくなったことも何度かありました(笑)




美容院の洗髪台が目の前にあらわれたみたいで、
思わず、
「かゆいとこ、ないですか~」
って言っちゃいそうなほど、
前の座席の人の後頭部が近いです(*´▽`*)

最初のころは、
後ろの人への配慮が全くないなあ~
なんちゅーこと!
と 憤っていたのですが、

ある時、ふと 気がついたら、
憤ってるのは 私だけ みたいな感じで、
中国のみなさんは 同じような状況になっても
結構 平然としていました(*^^*)

後ろの席の人は、
狭くなったなあ~(ただの感想)くらいの感覚で、
前の座席を倒した人に関しては、
何の感情も無いようです。
(もちろん、座席を倒した人は、
後ろの人のことなど、頭にはないです)

足元が狭くなって、自分が困ったと思ったら、
倒さないで欲しい旨を
前の席に人に伝えてる人もいました。

それで、前の席の人が
リクライニングをもとに戻すか、そのままかは、
両者の話し合い次第みたいな感じでした。

前の人が リクライニングを戻してくれなかったら、
自分もリクライニングを後ろに全倒しすればいい。

そうして、みんながリクライニングを倒していったとして、
一番後ろにはリクライニングがついていないのですが、

後ろの席に座った人は
リクライニングがついてないとわかって、
その席に座ったんだから、
圧迫感があっても あきらめる・・・みたいな。

みなさん、自分の欲望に忠実で、
あきらめ方も潔い(*´▽`*)


日本のように、全倒ししたいけど、
後ろの人を気にして、倒す角度はちょっとだけにしたり、
「倒しでも良いですか?」って言われたら、
ホントは倒されるのが嫌だったとしても
「いいですよ」と言ってみたりは、
基本的には ないようです。

配慮や気遣いは、
基本、自分がされるとうれしいと思うことをやるわけでですが、
その基準はひと様々で、
自分は 配慮したと思っても、別の人にとっては
全然配慮したことにならなかったりなので、
意外に難しいのかも。

他の人への配慮しないかわりに、
他の人の行動も気にもしない 中国と、
他の人への気遣いをするかわりに、
他の人の行動も結構気にする日本(^o^)

リクライニング 1つとっても、
文化の違いだなあって 思うことがありました。



バスを降りる時は、
もちろん リクライニングを倒したまま下車


中国では没問題~☆

中国に住む時は、自分の欲望に忠実に。
まわりのことは気にしないほうが 
気持ちが楽に生活できるかと(*^^*)

日本に帰ってきたら、中国の感覚のままじゃ、
かなり人様の迷惑になるかも!?

結局のとこ やっぱり
郷にいれば郷に従えなのかな(笑)

◎おまけ

中国バス内で よくあった光景として


隣の席で寝る親子



最終的に子供さんの頭が
私の膝の上までやってきました。

こんな感じで、隣の席の子どもや赤ちゃんの手足、頭が
私の膝に乗ることはよくありましたが、
他の中国の人達は同じような状況でも 全く気にしないので、
私も 気にしない~気にしない~で生活してました。
自分自身、中国で生活したことで

かなり おおらかになった気がします(笑)(*´▽`*)




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