フォトジャーナリスト 安田菜津紀
studio AFTERMODE 所属 フォトジャーナリスト
2003年8月、「国境なき子どもたち」の友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。守るものがあることの強さを知り、彼らの姿を伝えようと決意。
2006年、写真と出会ったことを機に、カンボジアを中心に各地の取材を始める。
現在、東南アジアの貧困問題や、中東の難民問題、東日本大震災などを中心に取材を進める。
2008年7月、青年版国民栄誉賞「人間力大賞」会頭特別賞を受賞。
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私が安田さんを知ったのは
NHKの『一期一会』を観たときです。
世界を変えられるか?
というテーマの下、カンボジアに学校を建てた大学生と、安田さんが議論していく
内容です。
世界遺産のアンコールワット遺跡のサンライズ
この中で安田さんはこう言います。
「写真というのは、見てくれた人をスタートラインにたたせること。写真を通して、世界を変えるための種を植え付けていきたい。」
写真はあくまで手段であるけど、人を笑顔にさせたり、何かを訴えるための感情というキッカケを創っていきたい、そんな言葉が印象的でした。
そして、情熱大陸に出演されたときの安田さんの姿が、これがキッカケでカメラを始めました。
安田さんは、高校生の頃に、カンボジアを訪れます。
そこでは、人身売買によって、電気ショックや痛い目に合わされた子ども達。
自分達が辛い目にあっている。でも子ども達がまず思うのは「家族。」
「お父さんは元気かなぁ、お母さんは大丈夫かなぁ。」
自分がどんなに厳しい環境でも、守りたいものがある強さを知りました。
番組中こんな言葉を発しています。
「日本にいて、カンボジアから伝わってくるイメージって、子どもがごみを集めているとか、哀しいや可哀想な姿、でも、自分が撮りたいのはそうじゃないんだよ。彼らには笑顔はあるし、生きているっていう姿があること。」
そんな矢先
東日本大震災では、旦那さんの母を亡くしました。
東北での取材活動、そして写真を通して復興のために出来ることを模索し
希望を信じて、リアルを伝え続けている人です。
共著『アジア×カメラ 「正解」のない旅へ』
『ファインダー越しの3.11』
安田菜津紀
twitter: @NatsukiYasuda
blog:http://ameblo.jp/nyasuda0330/
HP; http://www.yasudanatsuki.com/
国際協力に興味がある方
写真/カメラに興味がある方
震災のリアルな声が聴きたい方
などなど;)