http://www.excite.co.jp/News/bit/E1450928022018.html

・1986年、郵政省(当時)から情報格差是正施策として「民放テレビ全国四波化」計画が出される。
 当初の目標であった、全47都道府県の4局化は達成できなかったものの、 バブルの波に乗って、
 4大キー局は、ほぼ全国をカバーするに至った

・地方局はテレビ東京にお金を払い、番組を「購入」している。
 それでも、ローカル番組を製作するよりも安く、東京で高視聴率の番組ということで、
 ローカルスポンサーへの営業もしやすく、重宝されることとなった。
 現在では、テレビ東京においてこの他系列局などへの「番組販売収入」は、
 地上波全体売上の5%弱を占めている。

・広島や仙台など、テレビ東京系列が存在しない33府県への進出となると、
 現在、地方局からお金をもらっている地域で、それを放棄したうえで、
 お金を払うテレビ局を、お金をかけて作るという形になってしまうのである。
 そもそもが、差別化として14都道府県でしか映らないことを「効率的」な「メリット」としている。…


これによりはっきりしたこと

1.「民放テレビ全国四波化」計画により、現在の地方局が適用外のテレ東へのネットチェンジなどはありえない

2.地方でテレ東番組を放送する選択権は、番組を購入する「地方局」にある
  地方局がアニメ番組に関心が無く、他番組購入を優先するならどうしようない

3.地方局にテレ東番組を売るメリットがあり、なおかつテレ東系地方局を作るコストが高い以上、
  「テレ東が地方局を作る」という選択肢はあり得ない