諸般の事情があった様で孫を幼稚園まで迎えに
行く事になった。ついでに週に一度テニススクールへ

通っているから送り届けて、終わったら家に
連れて帰って欲しいと、こんな孫守を？仰せつかった。

初めて、子供の習い事に付いて行った。
数人の生徒がいて、可愛らしい先生と一緒に練習していた。

他の生徒も付添しているのは爺ちゃん婆ちゃんだった。
思わず、苦笑いしながら軽く挨拶を交わす。

中には体育会系の方がおられて、口を出さずには
おれないのだろう。「モットボールをよく見て！」と

外野から激が飛ぶ。流石に講師の先生も嫌な顔を
見せる。確かにこのショットの様子を見ていると

「モットよくボールを見て！」と言いたくなる。
しかし、習い事は長く続けることが大切だ。

頑張ったね！と孫を労った。

一日、驚く事ばかりあったので晩酌の後
バッハを聞く。1980年２月の購入と鉛筆で

帯にメモがあった。これを聞くと何だか気持ちが宜しい。
レコード鑑賞歴の中で、聴いた回数ならトップに位置する曲の一つだろう。

演奏者のスタンス？スタイル・気持ちが自分なりに
分析できるような気がする。彼女の曲は指導者目線、

上から目線の様な気がする。この曲がＷ盤であるのも珍しい。

お稽古事