妊娠中のトキソプラズマとサイトメガロウイルスによる障害について

【妊娠中の感染に注意を患者会設立】

NHKのニュースで記載されていましたので紹介しますね。

この記事によると、妊娠中に初めてトキソプラズマやサイトメガロウイルスに感染してしまうことで、生まれてくる赤ちゃんの脳や耳に障害が出てしまったと記載されています。

しかも、トキソプラズマに感染して障害が出る子どもの数は、毎年数百人もいるとのこと。
サイトメガロウイルスに至っては、年間1000人発生しているということです。

この記事について大事なことは、

「トキソプラズマ」や「サイトメガロウイルス」は、主な感染経路が分かっているため、注意すれば、ある程度予防できますが、注意点が妊婦に知らされていないのが現状ということです。

妊娠中、サイトメガロウイルスに感染し、３歳の娘が心臓や肺などに障害がある母親は、「上の子のおむつ交換や、食事の世話をしていて感染したようで、注意が必要と知っていれば、感染を防げたと思う」と話しました。

ということです。

「知っていれば対策できるんですよ」

「知らないって怖いことなんですよ」

患者会の代表の渡邊智美さんがこう言われております、「この母子感染については、母子手帳に書いていないし、国も注意を呼びかけていない。知らずに感染して、悲しむ人が減るよう啓発していきたい」

・・・

ヤフー知恵袋なんかを見ていると、先輩ママが「私は何も気にせず妊婦生活していたけど、無事赤ちゃん産まれましたよ～」というのをたまに見かけます。

その先輩ママに悪意はないのでしょうが、先輩ママの赤ちゃんは、たまたま無事に生まれただけで、健康な赤ちゃんを出産できなかったママさんも大勢いるのです。

ただ、このような赤ちゃんのことは、ほとんどマスコミが報道しないですし、国も注意を呼びかけていないので、皆知らないだけなんですね。

私がこのブログで1番に伝えたいこと。

「妊娠中の食事で赤ちゃんの健康状態が決まる！」

これって本当のことです。

私たちが親になって最初にしてあげることは、健康な体で赤ちゃんを産んであげることです。

皆さん、赤ちゃんの健康を願っているのは当たり前のことだと思います。

だったら、食事の改善をしましょうよ。

食事の質で赤ちゃんの健康状態は決まります。

最近になってようやく葉酸の摂取について母子手帳にも記載されるようになりました。

数年前までは妊娠初期に葉酸を摂取することで、神経管閉鎖障害の発生リスクを低減できることなんて”普通の人”は知らなかったんです。一部の専門家ぐらいしか知らなかったのですね。

もっともっと国やマスコミが赤ちゃんの健康について、大きく注意を促して欲しいと思います。

「知らなかったでは済まされないのです。」
「健康は取り戻せません。」

「知っていたら予防できるのです。」

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