今日は、「妊娠中にお酒を飲んで良いのか？」について説明しましょう。
お酒とタバコは妊婦中は摂ってはいけないと良く言われます。
タバコは絶対にNGですが、お酒は人によってはOKの人もいます。
アルコールの代謝がいい人は、お酒を飲んでも問題ありません。
お酒を飲む前に必ず病院で、アルコールの代謝がどうなのか血液検査をしてもらいましょう。
個人での勝手な判断は危険です！
ちなみに、お酒に含まれるアルコールのほとんどはエタノールです。
このエタノールは、胎盤を簡単に通過して、赤ちゃんの体に入っていきます。
小さな赤ちゃんにとって、有害なエタノールは大きな負担となります。
成長が妨げられたり、不整脈が起こったり、胎児アルコール症候群と言われている頭が小さかったり、耳の位置が異常に高かったりと、頭部の奇形が生じたりします。
たった１回の飲酒で、赤ちゃんに悪影響を与える場合もあるという研究報告もあります。
例え、病院で血液検査をしてもらって、アルコールの代謝が良いと診断されても、飲酒はグラス１杯程度に抑えておきましょう。
NEXT⇒29.妊婦とタバコ