さて、巨大玉子焼きとは全く関係がないのですが、すばらしい宝石に出会いました。
私は石好きなくせに宝石に関しては、わりと、『ふーーん』とか『さいざんすか。』というかんじで、
天然石のときほど心がブワっとザワっとならないんです。きれいだな、とは思いますが。
なぜなんだろう、、人工的にカットされてしまっているのにあまりときめきを感じないのかもしれません。
人間でもそういう人いますよね。すごくきれいにきかざったりしてるけど、心がときめかないひと。
ジュエリーって、そんな印象をうけることがよくあるのです。
が。
本当にときどき、グサリと、ときめきの矢で私のハート射抜てしまう宝石があるもので・・・。
しかもそういうものって、とんでもない値段だったりするので、髪の毛が逆立ちそうになりますが・・。
たとえば、MIKIMOTOの真珠の七色の輝きなんかは 思わずたちどまって見とれてしまいます。
ちなみに、真珠はそのひとの品性を如実に表す気がします。
真珠がいかに似合うか、美しく見えるか、は、そのひとの持っているオーラできまる気がしてならない・・。
女のひとを美しくみせるぶん、女のひとに厳しい、そんな宝石。
海の中で海の美しさを少しずつ層にしながら育ったものだからかしら・・。
写真の私も真珠をしていますね。
これはいとしのおじいちゃんからの贈り物。二十歳のお祝いにいただいた大切なものです。
(それをして巨大玉子焼きを食べる私って・・)
ふふふ、でも。この子と私は、かなり相性がいいみたいです。
さて、今回わたしがときめいてしまったのが、『マリエラ』というスペインのブランド。
スペインの国賓にプレゼントすることもあるらしく、日本では高島屋本店にしか出展していないそうです。
それもそのはず、アールデコ時代のすばらしいデザインをそのまま伝統的に受け継いでいるんです。
作品のひとつひとつがまさに美術品で、ミュシャの絵や、ガレのガラス細工のような、
繊細で優美な美しい品です。
青から緑や、ピンクから薄紫といった、淡いグラデーションの七宝焼で、
女のひとの背中から伸びている羽の細かい色合いとかが、本当に美しい!
繊細で、まるでアンティークのようなアクセサリーたちを見ていると、
あ~、もう、こういうひとになりたい!と思いました。
さかだちしても手が届くような値段ではないので、自分のものに、などとは露ほどもおもいませんでしたが、
心にペンダントをして、幸せな気分でお店を後にしました。
ね、玉子焼きとは本当に関係がありませんお話でした。
あしたもいい日でありますよーに!