お久しぶりでございます
冬の寒さに負け,かつあり得ない仕事量に押しつぶされ,テトリスをやっているような半年でした.
そうしている内に,なぜか謎の「失神騒ぎ」が起き,負荷を掛けた運動をすることに恐怖が生まれ,現在に至っております.皆さんいかがお過ごしですか.余り無理すると,アタクシのように心拍数が20/minと,ランス顔負けの徐脈になり,気を失ってしまいますので,気をつけましょう(苦笑).
とりあえず,ちんたら走って頭と体をリフレッシュすることに致します.
さて,こないだの日曜日に,国際交流サイクリングというイベントに行って参りました.泉自然公園にお花見ということでしたが,
アタクシ→ロード
かぁちゃん+とめじ→電動アシストチャリに二人乗り
こたろう→自走
と,家族4人で参戦.こたろうは初めての?ロングです.
トータルでおよそ34km走りましたが,こたろうは天晴れ完走.感心しました.かぁちゃんは最初こそ「無理無理」などと言っておりましたが,ヘタレた様子も見せずに激走する息子の姿を見て,ちょっと見直したみたいです.アタクシも感心しました.ギアチェンジがもっと上手に出来るようになれば,さらに快適に走れそうです.
当日は気温が低く,とても桜を楽しむどころではありませんでした(従って写真は無し)が,走りそのものは楽しむことが出来ました.アタクシはハンデと称してほぼ全ての道のりをアウタートップで走ったのですが,立ち漕ぎを多用したために腕がすさまじい筋肉痛となり,現在悶絶しております.予定外のパワートレーニングでございました.
5月にもあるようなので,また参加しようかと思います.
Beeサイクル 秋のサイクリング
いってらっちゃい.
ということで,1年おいて開催された,恒例のBeeサイクル秋のサイクリングに参加して参りました.
天候不良で開催が危ぶまれておりましたが,集合時には何となく霧雨が降っているかな?という程度となっており,夫婦で出撃.今回は栄光のスタートライダーのご指名をいただきました.が,先導なんかしちゃいませんでした.失礼.
コースはいつもの高滝湖往復ですので,勝手知ったる我が道(といっても余裕で走れるわけではないのですが).坂のきついところではかぁちゃんのケツを押しながら走りました.所々顔に当たる雨粒が気になりましたが,まぁ大過なく高滝湖に到着.寒かったです.
帰りには雨もやみ,だんだんドライな路面が出てくるようになりましたが,わずかに出てきた向かい風のせいか,はてまたきつい坂を越えた後遺症のせいか,かぁちゃんがめっきりペースダウン.ですが,なぜかピースサインを出しております.
さすがに最後は
「もちっとキリキリ走らんかい (゙ `-´)/」
「頑張っているわよ(・ε・)」
「おめぇの頑張りっていうのは,その程度か! (`Δ´)凸」
「ママはママなりに頑張っているのよ! (*`∧´)」
となりましたが,前回途中棄権したかぁちゃんも,帰路の九十九折りで自転車を押した以外は足を付かずに完走しました.上達したね.
ですが,お店に帰ってきたのは一番最後.あたかも運動会でドン尻を走っていた子供の如く皆さんに拍手で迎えられたのは,ちと恥ずかしうございました.
次回は天気がいいと良いですねぇ.寒かったですが,楽しかったです.
ということで,1年おいて開催された,恒例のBeeサイクル秋のサイクリングに参加して参りました.
天候不良で開催が危ぶまれておりましたが,集合時には何となく霧雨が降っているかな?という程度となっており,夫婦で出撃.今回は栄光のスタートライダーのご指名をいただきました.が,先導なんかしちゃいませんでした.失礼.
コースはいつもの高滝湖往復ですので,勝手知ったる我が道(といっても余裕で走れるわけではないのですが).坂のきついところではかぁちゃんのケツを押しながら走りました.所々顔に当たる雨粒が気になりましたが,まぁ大過なく高滝湖に到着.寒かったです.
帰りには雨もやみ,だんだんドライな路面が出てくるようになりましたが,わずかに出てきた向かい風のせいか,はてまたきつい坂を越えた後遺症のせいか,かぁちゃんがめっきりペースダウン.ですが,なぜかピースサインを出しております.
さすがに最後は
「もちっとキリキリ走らんかい (゙ `-´)/」
「頑張っているわよ(・ε・)」
「おめぇの頑張りっていうのは,その程度か! (`Δ´)凸」
「ママはママなりに頑張っているのよ! (*`∧´)」
となりましたが,前回途中棄権したかぁちゃんも,帰路の九十九折りで自転車を押した以外は足を付かずに完走しました.上達したね.
ですが,お店に帰ってきたのは一番最後.あたかも運動会でドン尻を走っていた子供の如く皆さんに拍手で迎えられたのは,ちと恥ずかしうございました.
次回は天気がいいと良いですねぇ.寒かったですが,楽しかったです.
ギリシャ紀行(かな)その2
教授が行くはずだったのですが,急遽?代打出場することになった,ギリシャの国際学会.
開催地は,Loutrakiの5つ星ホテル!Poseidon resortでした.←名前がいいよね.
コテージというのかヴィラというのか,よく分かりませんが,瀟洒な戸建ての宿泊施設が並ぶリゾート.お部屋はメゾネット形式で,見晴らしも良く,夢に見た?天蓋付きベッドが!
かぁちゃんと来たら,ちょっと浮世離れした雰囲気によって「あんな事も」「こんな事も」イタしてしまいそうな様子です(爆).・・・そういえば,コンドームが売っていたっけ.パッケージがナイスだったので,よっぽど買おうかと思ったのですが,日本にいるときと同様,ヒヨってしまいました(苦笑).
窓を開ければ,コリント湾が一望できるロケーション.いいですねぇ.
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
ともあれ,学会です.
学会場はやや小ぢんまりとしており,一番大きいところでも100人入れるかどうか,といったところ.発表する人たちはそれなりの人が出てきていました.
教授は最初口頭発表をするつもりでいたようですが,英語をからっきし喋れない(日本語も最近怪しい)アタクシは,素直にポスター発表.
ところがポスター発表は,ワインのテイスティングとセットになっており,みんなポスターそっちのけで酒をかっ喰らっており,発表する奴らも全くいない!下戸のアタクシはひたすら水をがぶ飲みし,自分のポスターの前に突っ立って,しどろもどろに説明をしておりました.学会の会長も回ってきたので,招待の御礼などを含めてお話をしたのですが,
「いやぁ,結果がたくさんあっていいねぇ」
ですって.もっと中身について突っ込んでくれ!と思いましたが,それを言う語学力もないアタクシは,そのまま轟沈しました.
会期は合計3日あり,3日とも食事は3食食い放題でした.席が混んでいるために相席となり,1日目はカナダの人+フランスの人+アルゼンチンの人X2と同席.ひたすらワインを勧められ,爆沈.2日目は二日酔のまま秋田大学のF先生と一緒になり,こちらでもなぜかワインを飲んで,轟沈.3日目は酔って寝過ごすと取り返しが付かないため,自主的に夕食はキャンセルし,部屋でパワーバーを食っておりました.悲しい~.
いわゆる洋食系の品揃えが多かったですが,ギリシャ料理も出てきました.焼き鳥のような串焼きや,いわゆるケバブ料理etc.大変美味しかったです.
食卓での話も面白かったのですが,語学力の無さは改めて痛感しましたねぇ.向こうのの言っていることは何となく分かるのですが,いざこちらから話をしようとすると,失語に陥ってしまいます.こういうのを,医学的には「運動性失語(Broca失語)」というんでしたっけ.このため,秋田大学F先生とのお話は,すごく楽しかったです.内容はもちろんのこと,「ふるさとの鈍り懐かし停車場の・・・」の心境です.考えてみると,3日間日本語をしゃべっていませんでしたので.・・・アタクシ,留学には向いていないタイプのようです.まぁする気もないけど.
3日目は精進したお蔭もあり,何とか寝坊せずに2時30分に起床し,帰りの旅路につくことが出来ました.アテネからヒースローへの飛行機からは,アドリア海とアルプスが見えました.
が,疲れ果てていたので,当然!?自転車で登る気にはなりませんでした.でも綺麗でしたよ.
たまたま同席したのが,夫婦で地中海クルーズをしていたらご主人が病気になってしまったために,急遽飛行機でルイジアナに帰られる,というご婦人.下手な英語なりに会話が弾みました.アタクシのことはどうやら20代だと思っていたらしく,既にアラフォーに達した大学の医者であるという話をしたら,ビックリしておりました.こちらがビックリしたのは,「専門は病理です(Pathologistです)」と言ったら,「おう,Pathology!それはそれは」と返ってきたこと.日本の方に「病理」なんて言っても全く通じないことが殆どですが,あちらでは市民権が得られている分野なんですね.日本でもそうなるといいのにな.ご主人は,Flight nurseという方と一緒に酸素を吸入しながらご一緒しておりました(あまり重篤な感じではありませんでした).ご婦人は投げキッスを交わしたり,ぼろぼろの聖書を取り出してお祈りを捧げたりしておりましたが,早く元気になりますように.
帰りのヒースローはtransitをさほど待たなくて済み,無事機内の人となれましたが,日本語を殆ど喋れなかったこと,かつ乗り換えなどがうまく行かなかったらどうしよう,と常に神経を張りつめていた状況が続いていたため,もうとにかく静かに休みたい,という欲求ばかりがあったのですが,運悪く?しつけの悪い赤ん坊(といっても1歳未満だが)がごく近くにおり,間歇的に金切り声を上げる,といったような具合.もう後は寝ていれば成田に行ける,という気分をすっかりかき乱され,我慢の限界を超えてしまいました.クルーの方に再三お願いしたのですが,結局改善されなかったため,最終的にお席を変えて頂くこととなりました.憧れの?2階席だったのですが,そこを使われていたお得意様のご配慮をいただいたとの事.何だか申し訳ないやら,自分が情けないやら,もうたまりませんでした.・・・ホントにアタクシ,旅慣れていないんですね.
ご厚意にすがり代わって頂いた2階席に座ったとたん,爆睡.都合8時間くらい寝た計算になります.
目が覚めて眼下に猪苗代湖が見えてきたときは,すっかり気が抜けてしまいました.そして,自分も使ったことのあるホテルなどを見ながら成田に着陸したときは,感無量でした.
何とか無事に帰ってくることが出来ました.JRの電車の中で,なぜか日本語のアナウンスよりも英語のアナウンスを聞いている自分と,近くで聞く東総訛りの爺さん婆さんの会話がどう聞いてもスペイン語にしか聞こえなかったことなどが,行くときと違った感慨でした.ついでに,あちらの女性は何というか,「航空母艦」みたいな方が多かったせいか,電車の対面に座った女の子のアンヨが異様に色っぽく,目のやり場にほとほと困りました(苦笑).
総括すると,学術的にはやや不発でしたが,ともあれ,大変いい経験をさせてしまいました.帰りの飛行機の中で醜態を演じたことは心底恥ずかしかったのですが,優しく甘えさせてくれたBA5便のクルーの皆様,そしてご不快だろうに,快く席を譲って下さった方,本当にありがとうございました.こういう経験をしたからには,またBAを使ってご恩返しがしたいです.
・・・っていうことは,次はファーストクラスで行くのか?
開催地は,Loutrakiの5つ星ホテル!Poseidon resortでした.←名前がいいよね.
コテージというのかヴィラというのか,よく分かりませんが,瀟洒な戸建ての宿泊施設が並ぶリゾート.お部屋はメゾネット形式で,見晴らしも良く,夢に見た?天蓋付きベッドが!
かぁちゃんと来たら,ちょっと浮世離れした雰囲気によって「あんな事も」「こんな事も」イタしてしまいそうな様子です(爆).・・・そういえば,コンドームが売っていたっけ.パッケージがナイスだったので,よっぽど買おうかと思ったのですが,日本にいるときと同様,ヒヨってしまいました(苦笑).
窓を開ければ,コリント湾が一望できるロケーション.いいですねぇ.
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
ともあれ,学会です.
学会場はやや小ぢんまりとしており,一番大きいところでも100人入れるかどうか,といったところ.発表する人たちはそれなりの人が出てきていました.
教授は最初口頭発表をするつもりでいたようですが,英語をからっきし喋れない(日本語も最近怪しい)アタクシは,素直にポスター発表.
ところがポスター発表は,ワインのテイスティングとセットになっており,みんなポスターそっちのけで酒をかっ喰らっており,発表する奴らも全くいない!下戸のアタクシはひたすら水をがぶ飲みし,自分のポスターの前に突っ立って,しどろもどろに説明をしておりました.学会の会長も回ってきたので,招待の御礼などを含めてお話をしたのですが,
「いやぁ,結果がたくさんあっていいねぇ」
ですって.もっと中身について突っ込んでくれ!と思いましたが,それを言う語学力もないアタクシは,そのまま轟沈しました.
会期は合計3日あり,3日とも食事は3食食い放題でした.席が混んでいるために相席となり,1日目はカナダの人+フランスの人+アルゼンチンの人X2と同席.ひたすらワインを勧められ,爆沈.2日目は二日酔のまま秋田大学のF先生と一緒になり,こちらでもなぜかワインを飲んで,轟沈.3日目は酔って寝過ごすと取り返しが付かないため,自主的に夕食はキャンセルし,部屋でパワーバーを食っておりました.悲しい~.
いわゆる洋食系の品揃えが多かったですが,ギリシャ料理も出てきました.焼き鳥のような串焼きや,いわゆるケバブ料理etc.大変美味しかったです.
食卓での話も面白かったのですが,語学力の無さは改めて痛感しましたねぇ.向こうのの言っていることは何となく分かるのですが,いざこちらから話をしようとすると,失語に陥ってしまいます.こういうのを,医学的には「運動性失語(Broca失語)」というんでしたっけ.このため,秋田大学F先生とのお話は,すごく楽しかったです.内容はもちろんのこと,「ふるさとの鈍り懐かし停車場の・・・」の心境です.考えてみると,3日間日本語をしゃべっていませんでしたので.・・・アタクシ,留学には向いていないタイプのようです.まぁする気もないけど.
3日目は精進したお蔭もあり,何とか寝坊せずに2時30分に起床し,帰りの旅路につくことが出来ました.アテネからヒースローへの飛行機からは,アドリア海とアルプスが見えました.
が,疲れ果てていたので,当然!?自転車で登る気にはなりませんでした.でも綺麗でしたよ.
たまたま同席したのが,夫婦で地中海クルーズをしていたらご主人が病気になってしまったために,急遽飛行機でルイジアナに帰られる,というご婦人.下手な英語なりに会話が弾みました.アタクシのことはどうやら20代だと思っていたらしく,既にアラフォーに達した大学の医者であるという話をしたら,ビックリしておりました.こちらがビックリしたのは,「専門は病理です(Pathologistです)」と言ったら,「おう,Pathology!それはそれは」と返ってきたこと.日本の方に「病理」なんて言っても全く通じないことが殆どですが,あちらでは市民権が得られている分野なんですね.日本でもそうなるといいのにな.ご主人は,Flight nurseという方と一緒に酸素を吸入しながらご一緒しておりました(あまり重篤な感じではありませんでした).ご婦人は投げキッスを交わしたり,ぼろぼろの聖書を取り出してお祈りを捧げたりしておりましたが,早く元気になりますように.
帰りのヒースローはtransitをさほど待たなくて済み,無事機内の人となれましたが,日本語を殆ど喋れなかったこと,かつ乗り換えなどがうまく行かなかったらどうしよう,と常に神経を張りつめていた状況が続いていたため,もうとにかく静かに休みたい,という欲求ばかりがあったのですが,運悪く?しつけの悪い赤ん坊(といっても1歳未満だが)がごく近くにおり,間歇的に金切り声を上げる,といったような具合.もう後は寝ていれば成田に行ける,という気分をすっかりかき乱され,我慢の限界を超えてしまいました.クルーの方に再三お願いしたのですが,結局改善されなかったため,最終的にお席を変えて頂くこととなりました.憧れの?2階席だったのですが,そこを使われていたお得意様のご配慮をいただいたとの事.何だか申し訳ないやら,自分が情けないやら,もうたまりませんでした.・・・ホントにアタクシ,旅慣れていないんですね.
ご厚意にすがり代わって頂いた2階席に座ったとたん,爆睡.都合8時間くらい寝た計算になります.
目が覚めて眼下に猪苗代湖が見えてきたときは,すっかり気が抜けてしまいました.そして,自分も使ったことのあるホテルなどを見ながら成田に着陸したときは,感無量でした.
何とか無事に帰ってくることが出来ました.JRの電車の中で,なぜか日本語のアナウンスよりも英語のアナウンスを聞いている自分と,近くで聞く東総訛りの爺さん婆さんの会話がどう聞いてもスペイン語にしか聞こえなかったことなどが,行くときと違った感慨でした.ついでに,あちらの女性は何というか,「航空母艦」みたいな方が多かったせいか,電車の対面に座った女の子のアンヨが異様に色っぽく,目のやり場にほとほと困りました(苦笑).
総括すると,学術的にはやや不発でしたが,ともあれ,大変いい経験をさせてしまいました.帰りの飛行機の中で醜態を演じたことは心底恥ずかしかったのですが,優しく甘えさせてくれたBA5便のクルーの皆様,そしてご不快だろうに,快く席を譲って下さった方,本当にありがとうございました.こういう経験をしたからには,またBAを使ってご恩返しがしたいです.
・・・っていうことは,次はファーストクラスで行くのか?