今日は、とんどの準備をすることになりました。
昨年は、本当に大変でした。
なにせ数年分のごみを燃やさなければいけなかったので、すべては、このとんどにかかっていました。
宮司さんがやってらしたのを、見よう見真似の自己流でとんどを組みました。
このときは、見栄えがどうのこうのとは言ってられませんでしたが、今年は、もう少し見栄えよくやりたいなと思っていました。
前々から、伊藤くんが手伝ってあげると、言ってくれていたので、私は「今年はひとりであの力仕事をしなくてもいいや」と、若干、心に余裕がありました。
・・・・・ところが、その伊藤くんが、少し前から連絡がとれなくなっていました。
おじちゃんや、おばちゃんと、「倒れて入院でもしてるのかな」と心配していました。
・・・今年も、やっぱりひとりでやらないといけないな・・・
と覚悟したものの、私はここ数日間、腰が痛くて悲鳴をあげていました。
それと、仕事で怪我をした右手の親指がまだ完治しておらず痛みがあったので、スコップとのこぎりを持つことがとても不安でした。
そんなことから、昨日、私の心強い駆け込み寺である「むた接骨院」に行って、院長に「なんとか助けてください」とお願いしました。
その結果、とんどを作る前に、テーピングをしてもらって、作業が終わったら、腰のマッサージをしてもらうことになりました。
本当に、いつも、私のわがままを聞いてくださるので助かります。
そして、朝から接骨院に行くと、むた先生が「今日は、どんな動きをするの?」と聞いてきました。
「スコップで砂利を除けて、のこぎりで木を切って、運んで、とんどを組みます」と説明したら、先生はその動きを計算して、右腕全体にテーピングをしてくださいました。
私は、今までして頂いてたとおり、痛めている右の親指だけテーピングをしてもらえると思っていたので、先生の気遣いにびっくりしました。
先生は、昨年も、神社の掃除をしに行く度に「腕が痛い、腰が痛い」と悲鳴を上げていた私の面倒をみてくださいました。
あの時は、いつもあちこち打撲して、体中青あざだらけでした。
先生は、そんな私をずっと応援してくださったし、ずいぶん励ましていただきました。
中川のおじちゃん、おばちゃん同様に、あのときの私を一番身近で見て支えてくださった存在です。
だから、今回も、私が少しでも楽に作業ができるようにと、考えて下さっていることが、とてもよくわかりました。
先生の優しさがとてもうれしくて、感謝の気持ちで頭が下がりました。
私は、先生がしてくださったテーピングを見て、「こうやって、私は、いろんな方から支えられて、ここまでこれたんだな~」と、改めて自分ひとりではできなかったことを実感しました。
テーピングのお陰で腕も痛みも全くありませんでした。
そして、作業の後は、再び念入りにマッサージをしてくださったお陰で、腰の痛みもなく、明日の仕事に支障が出ずに済みそうです。
本当にありがとうございました。
そして・・・このトンドつくりですが、音信不通の伊藤君とやっと連絡がつき、急遽駆けつけてくてくれたお陰で、昨年の半分の時間でトンドが完成しました。
今年も、また、多くの人の優しさに支えられて、神社の1年が終わろうとしています。
その様子は②で紹介したいと思います。
昨年のトンドの準備の様子については、
で紹介しています。
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