寒いですね…年末の旅行の興奮さめやらぬアイクリです。
先日、腐レンドとカラオケ行ってきました。
リアルジャイアンの私が他人と一緒にカラオケに行くなんて珍しいと思うでしょう。
そう、私はカラオケに行ったのですがカラオケをしに行ったんじゃないんです。
初めて知ったんですが、今はカラオケの部屋でDVD観れるんですね。すげえ。
あれ?普通の事だった?
これはタイバニの舞台のDVDです。→ ☆
これね。完っっ璧ナメてました。何をって、うーん、全てを。
最初この舞台の事を知った時、ちょっと微妙だなーって思ったんですよ。
だって、主役二人の配役が平田さんと森田さんだったんですもの。
そう、声優が主人公を演じるんです。
それってどーなのよ…って思ってたんですよね。正直。
だって声優は声優だし、俳優じゃないし、大体主人公の虎徹さんは37歳で奇跡のプロポーションで小尻で180センチあるっていう設定ですよ?バニーにいたっては歳は24歳、身長は185センチ。金髪碧眼のスーパーハンサム。
いやいやいやいや、無理があるだろ…とね。同じなの声だけじゃん!!とね。
だから、舞台のチケットも当然スルーだし名古屋の映画館で売っていたこの舞台のパンフレットもスルーしていました。もちろん、DVDも。
しかし。腐レンドが買ったこのDVDを観て絶望しました。
何故舞台を観に行こうと思わなかったのか。
何故パンフだけでも買おうと思わなかったのか、と…
以下、ネタバレです。
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舞台はブルーローズのコンサートから始まります。
観客はブルーローズのコンサートに来た、という設定です。観客も舞台の一部なんですね。斬新!!最初は二部ヒーローの子達の諸注意の説明がありました。もう既に可愛い。
バイオレット可愛いよおおお。お尻プリっとしてたよおお。
そして始まるブルーローズのコンサート!!
私は最初理解してなかったのですが、声優と俳優が同じなのは主役二人だけなのですね。
つまり後のメンバーは俳優さんで、声優とは違うんですよ。
でもね、全然気付かなかった。ブルーローズは声そっくりでした。そして超可愛かった。プロポーション最高だった。お尻綺麗だった。歌もすごい上手い!!ピアノを弾きながら歌うシーンがあったんですが彼女は本当に弾いてるんだそうです。す…ご…!!
そして場面は切り替わり、アニエスが出てくるんですが、アニエスがね。アニエスだった。
宝塚の人なんですよ。アニエス役が。すごかったよ。ボン、キュ、ボーン!!だったよ!!まじで!!内臓どこに入っとんねん!!っていうウエストの細さ!!通りの良すぎる声!!アニエスだった。アニエスマジいた。三次元の人だった。
そしてすぐに登場!!タイガー&バーナビー!!
抵抗あるかなーって思ってたら。全然なかった。
平田さんは顔は、というか上半身は結構がっしりしてるけど脚は細めで長かった。あれ…これ結構設定に忠実なんじゃ…?身長は175センチでそんなに違和感無いし…。
森田さんはハンサムだった。髪の毛も地毛っていうのもあって違和感無いし。身長は平田さんより小さいからそこはアレでしたが。
二人はなんか終始寄り添っていましたよ…さすがシュテルン一のおしどり夫婦!!
楓ちゃんとの電話での会話は可愛すぎた…!!あのお約束の「んかぁえでぇぇぇ~~」という甘やかし声!!うわーってなりましたよ!!
ここでもう私の目には平田さんが虎徹さんにしか見えなくなったという不思議…!!
BTBのコンサートが始まり三人が可愛く踊る様はまさに天使。
ここはガワだったのですが虎徹さんのまんまの動き(微妙にニブい)で笑ってしまいました。
動き、といえば。
ヒーローズの動きがね…凄かったんよ。
ドラゴンキッドの動きはキレッキレ!!折紙の腹チラアクション!!ファイヤー姐さんの艶かしいポーズ!!全てに目が釘付けでした。
そしてそして驚きだったのが…ロックバイソンでした。
か…かっこいいいいいいい!!かっこいいよロックバイソン!!なにあれ!!なにあの男前!!
濃い顔!!ムキムキの身体!!点呼の時の「六!!」「バイソン!!」のあとのドヤ顔!!
かわいいいい!!かっこいいいいい!!
はぁはぁ…
まさか…まさかロックバイソンに萌える日が来るとは…
いや、本当にカッコいいんですよ。横山一敏さんといって俳優でありスタントマンなんですが動きがさすがに綺麗でな…ダイナミックでな…
牛いいよ牛。
すばらしい舞台だったのですが、特筆すべきは森田さんです。
バーナビー役の森田さん。
キレキレの不思議ダンスを見せる森田(バーナビー)さん。
マジメにお芝居してるのに何故か笑いが起きる森田(バーナビー)さん。
バーナビーなのに…シュテルンビルドの王子様なのに…
このことを腐レンドに言ったら「この舞台にいる人はね、森田さんでもバーナビーでもないの。森田さんとバーナビーが融合した奇跡の人体「バニかず」なの」と。
なるほど。だからこの笑いなのか。納得です。
バニかずは不思議でした。
娘を誘拐され、犯人にも逃げられ、でも仲間達に言えない…という頭に血が上った状態の虎徹さんを落ち着かせるため虎徹さんの頬を張ったバーナビー。
観客がハッと息を呑む場面です。
アニメ本編でもバーナビーの頬を張るシーンがあります。友情のビンタ。しかしバーナビーが先だったのか…!!と胸が熱くなる場面でもあります。
そこはいいんです。問題は二回目。
あなたは行かせられない、と言ったアニエスに食って掛かる虎徹に二回目のビンタをするバーナビー。
なぜか観客から笑いが起こっていました。何故。ここもいいシーンなのに。
だけど私も笑ってしまいました。何故。
だが、バニかずならば仕方ありません。笑いも起きるでしょう。
いや、森田さんの演技が下手だという事じゃないんです。上手いんです。
でも、なんでしょう。森田さんが可愛いんですね。原因はそれですね。きっと。
いい舞台でした。
虎徹さん役の平田さんがいいおじさんっぷりでした。
バニーは可愛かったです。
ファイヤー姐さんは190センチある人でリアル姐さんだった。脚綺麗だった…
スカイハイ役の永徳さんは千秋楽前に怪我をしてしまったそうでDVDには出ていませんでした(無念だったでしょうに…!!)。でも、アカデミーの教官である大葉健二さんの「8人揃って!!ヒーローズ!!」のセリフにジンとしました。
そして最後の手話ダンス!!私もオリオンなぞりたかった!!!
カーテンコールも良かったですよー。
涙でぐしゃぐしゃな佃井さんを慰める平田さんマジ虎徹さん。
そして平田さんを普通に「虎徹さん」と呼んでしまうバニかず。かわええ。
うーん、このDVD買っちゃおうかなー。
アントンが…見たいのさ…
今、「タイバニの舞台か…」と観ていないそこのあなた!!
騙されたと思ってちょっと観てみてくださいよ!!
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結構おもしろいぜ!!