今日19日付けの「さきがけ新聞」朝刊の「声の十字路」に先日「戦艦武蔵」発見のニュースを見て感じた事を投稿した原稿が掲載されました。



戦後70年を祈念するように「ツイッター」からもたらされた内容に驚きと戦争の悲惨さと鎮魂の思いを呼び起こされる。

武蔵は日本海軍最強の軍艦「大和」と同型艦で1944年10月24日レイテ島上陸部隊を攻撃に向かう途中フィリピンのシブヤン海で米軍機の攻撃を受けて沈没して、乗組員は2千4百名の内千名が死亡したといわれているが、これまで被害の状況から横移動しながら海底に沈んでいったと言われて正確な場所の確認できず発見されていなかった。


発見者はマイクロソフトの共同企業者で8年前から探索しているものらしい。

現在、正確な位置など公開されていないが、順次、深海千メートルでの映像が公開されていて武蔵の被害状態が解明されるだろう。


今後の事は両国政府を通じ発見した調査グループとの交渉で更に撮影部署の写真や位置情報などが公開され、救助された方や関係諸団体により確認されると思われる。

戦後処理のなかで日本政府が自国の戦艦が海戦で沈没し生死を共にした英霊の探索調査もされず遺骨の収集もされていないことから「武蔵」そのものが墓標となっており、欧米の調査団により発見されたことは、遺族にとっては今度こそ是非とも政府あげての対応を願っていると思われる。


戦後70年となり遺族の高齢化で亡くなられた方も多くなっており、早急な対応により遺族への情報開示と墓参慰問団実施など英霊の魂の安らかを祈れる事を願ってやまない。



私の親族でも海軍で南方で亡くなっている


祖父・父・伯父などを写真などで思うしか


ない遺族が増えている。


戦後70年


戦後生まれの家族には、人となりを語り継いで


くれる人は少なくなっている


合掌