駅伝も初詣でも終わりいよいよバレーボールが始まる高校バレーを何年かぶりで新装なった東京体育館へ見に行く。

お目当ては何んといっても東北の雄秋田県の「雄物川高校」である。

秋田に来てからは高校バレーは遠ざかっていたが在社中は地元川崎橘高校を介して春高時の合宿などで雄物川高校の先生と交流もあった。

久し振りに見る雄物川のバレーは伝統あるチームのバレーを駆使し何んと7日のWヒッターを共にジュースにもつれ込む大接戦を制しコンビバレーを駆使する東京の名門東洋高校と優勝候補の大阪の大塚高校を撃破した(^O^)/。




秋田さきがけ新聞01.08より



3年生川村と1年生ながら2mの身長をいかした鈴木の活躍は見事であった。

また、相手の拾って繋ぎブロックし早いクイック攻撃のコンビバレーに臆することなく、ひたすらサーブを繋ぎブロックに飛びクイック攻撃を拾い、お手本のようなトスをあげ全員でエースのオープン攻撃を仕掛ける闘いは見事でバレーボールの原点を感じさせるものだった。

宇佐美先生の長年培ってきたバレーボールの真骨頂を見る思いがして感動を覚えた。


(サンケイスポーツ01.08より)

午前の東洋高校戦と夕方の大塚高校の2試合とも過去最高の思い出に残る熱戦となった。


準決勝 雄物川センターコートに散る

前回3位の鹿児島商業に第1セット20:25で落とすも第2セット33:31とし第3セットも落とし後の無い第4セットを接戦の末23:25と落とし悲願の決勝進出はならなかった。敗れたとはいえ過去最高の成績を残しさらに1年生の2mエース鈴木が練習に励み技術と体力がその身長に追い付けば雪辱を果たせるだろうと期待している。川村をはじめ1年生の鈴木など目先の勝負だけにこだわらず選手の将来を見据えた宇佐美先生の指導が将来大学から全日本と東京五輪の代表選手として活躍出来るものと信じている。