今朝のさきがけ新聞の投稿欄「声の十字路」コーナーに、私の投稿した写真展「ねぶたの唄が聞こえる」を題材にした原稿が掲載されました。

これは鳥海山の管理人をしていた時代の友人で福島県南相馬市在住の写真家が両親を伴って象潟に避難して来たが、現在は戻って精力的に東北の夏祭りを取材し今年の夏に青森で写真展を開くという内容で、私も友人として大いに期待しているところである。


◇投稿原稿◇


大間秀雄の[象潟極楽とんぼ」なブログ 


復興目指し「ねぶたの唄が聞こえる」写真展



昨年の東日本大震災では、私が鳥海山の鉾立山荘の管理人をしていた時の写真家の友人も南相馬市で被災し、震災後、象潟町の我が家の近くに両親を伴って避難して来ていた。幸い自宅の損害はわずかで、親御さんが病気治療中で地元での診察が受けられなくて心配していたが、3か月ほどでライフラインが回復し一部の住民が、帰宅したのを見て戻って行かれた。その間写真どころではなかった筈だが、夏から活動を再開し東北の祭りの写真を撮り続けていたらしい。機会があれば復興を目指し写真展をやりたいと熱く語っていたが、今年の初めに、便りがあり88日から12日まで青森市内で写真展「ねぶたの唄が聞こえる」を開催すると伝えてきた。葉書には、はっぴ姿にねじり鉢巻きをした若い女性の勢子が声を張り上げている写真があった。あの大災害の後でも祭りを通じて、東北人の逞しさを祭りと唄に託し、歌い上げている様子が見られる良い写真であった。

先日から始まった「東北博」観光キャンペーンもあり東北全体の観光地の復興を目指しての事だと思うが、福島県で被災した彼がめげることなく精力的に取り組んだ写真なので大変興味深い、地元でも話題を呼ぶ事だろう。私も期間中に訪れ、写真展とともに再開を楽しみにしている。震災からの復興と写真展が無事、盛会に終わる事を祈念したい。


にかほ市象潟町関字鳥屋森26-40

スポーツ推進委員 大間秀雄 62


◇掲載記事◇



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